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推奨設定
各種 CGM オプションに設定可能なオプションは、プロファイルによって制約されます。それにもかかわらず、オプションの設定は容易ではありません。使用するアプリケーションに合わせて CGM ファイルを作成する必要があります。
CGM ファイルをコンピュータによるパブリッシングシステムなどのほかのプログラムで使用するとします。
この場合、後で使用するプログラムが読み込める CGM ファイルタイプを、正確に調べる必要があります。現在多くのプログラムでサポートされているのは、1987 年に発表された CGM バージョン 1 のみです。このフォーマットは曲線の定義を認識できず、ピクセルデータを圧縮する際に不利な点があります。
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イラストレーションを CGM バージョン 1 ファイルとしてエクスポートする場合は、たとえ正確に印刷されるとしても構造的な損失は大きいので、オリジナルの Arbortext IsoDraw ファイルのアーカイブも作成します。
後に、使用するコンピュータシステムが CGM バージョン 3 または 4 に対応すれば、保存した Arbortext IsoDraw ファイルを使用して CGM バージョン 3 またはバージョン 4 のファイルを作成できます。
CGM ファイルは Arbortext IsoDraw システム間で交換することのみを目的として作成するが、それでも CALS、J2008、または ATA 標準のいずれかに準拠する必要があるとします。
この場合、直接 CGM バージョン 4 ファイルを作成できます。ピクセルデータを保存する場合は、CCITT グループ 4 圧縮および JPEG または PNG 圧縮を有効にします。
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これにより、最新の規格に準拠する CGM ファイルを作成できます。ただし現時点では、このファイルを読み込めるプログラムは限られています。
Arbortext IsoDraw の元のファイルは、必ずアーカイブに保存してください。将来的に、そのオリジナルファイルを使って最大限に高品位な CGM ファイルを作成できます。「ファイル」メニューの「バッチ処理」コマンドで自動化することもできます。これにより、現時点では CGM ファイル読み込みに制約があるコンピュータのパブリッシングシステムを、十分に活用できるようになります。
たとえば、WebCGM ファイルを生成するとします。
Arbortext IsoDraw の元のファイルは、必ずアーカイブに保存してください。現時点では、WebCGM は 2、3 のハイパーリンクタイプのみ保存できるので、自己定義オブジェクト情報などは失われます。
バージョン 4 を選択し、圧縮タイプとして CCITT グループ 4 および JPEG または PNG を選択します。