生産ダッシュボード > 損失イベントの編集
損失イベントの編集
手動で入力した損失イベントと自動損失イベントの両方を編集できます。自動損失イベントは、イベントカテゴリと理由ごとに、複数のイベントに分割することもできます。
損失イベントを編集するには、次の手順を実行します。
1. 折りたたまれた、または展開された「イベントログ」枠で、損失イベントを選択します。
「損失イベントを編集」ウィンドウが開き、損失イベントが発生した生産ブロックの日付と開始時間に加えて、先導作業ユニットも識別されます。右上の「生産 (材料)」枠には、生産された良品材料の現在の数と、生産ブロックのスクラップされた材料の数が表示されます。生産ブロックの予測生産数も表示されます。この値は、現在の生産ブロック長さを材料の理想サイクルタイムで除算することで計算されます。
「損失イベントを編集」ウィンドウ。
2. 必要に応じて、損失イベントを修正します。以下を変更できます。
「イベントカテゴリ」 - 選択したイベントカテゴリを、影響タイプが同じである別のイベントカテゴリに変更します。影響が「期間 (分)」である場合、同じく期間の影響がある他のイベントカテゴリを選択できます。イベントカテゴリは、「スクラップ」から別のイベントカテゴリに、または別のイベントカテゴリから「スクラップ」に変更できません。
* 
手動で入力した損失イベントに間違った「影響」タイプがある場合、その損失イベントを削除し、正しいイベントカテゴリで新しい損失イベントを追加できます。
「イベントを発生させている作業ユニット」 - イベントの原因となった選択した作業ユニットを変更します。
「損失理由を選択」 - 選択した損失カテゴリと損失理由を変更します。リストされている損失理由は、選択した作業ユニットに有効なものです。先導作業ユニットが「イベントを発生させている作業ユニット」として選択されている場合、選択した「イベントカテゴリ」に一致する損失カテゴリからの理由のみを選択できます。先導作業ユニット以外の作業ユニットが「イベントを発生させている作業ユニット」として選択されている場合、選択した作業ユニットに有効な損失理由を任意の損失カテゴリから選択できます。
「影響」 - 手動で入力した損失イベントのみ: 手動で入力した損失イベントの「影響」値 (「期間 (分)」または「数量」) を変更します。
「コメント」 - コメントを入力または編集します。
3. 「理由」で、手順 2 で行った選択に基づいて、「イベントカテゴリ」「損失カテゴリ」、および「損失理由」のフィールドが事前設定されます。選択した損失理由が理由ツリーの最下位レベルにない場合、「損失理由」フィールドの下にアラートが表示されます。このアラートが存在する損失イベントは保存できますが、パフォーマンス分析にあるパレート図やトレンド図のデータは完全ではありません。
4. 「保存」をクリックして、損失イベントに対する変更を保存します。
「損失イベントを編集」ウィンドウから、手動で入力した損失イベントを削除することもできます。
これは役に立ちましたか?