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ジョブオーダーのステータス
ジョブオーダーのステータスによって、ジョブオーダーに対して実行可能な操作とその実行者が決まります。管理者は、「ジョブオーダー」ページでジョブオーダーを作成および編集するときに、ステータスを変更できます。オペレータは、生産ダッシュボードで、ジョブオーダーの生産を開始または停止することで、ジョブオーダーのステータスを変更できます。次のテーブルに、使用できるジョブオーダーのステータス、ステータスを変更できるユーザー、ジョブオーダーがそのステータスである場合に管理者が編集できるフィールドについて説明します。
ステータス
説明
編集可能なフィールド
保留中
ジョブオーダーの初期状態。「保留中」ステータスのジョブオーダーは、管理者によって「ディスパッチ」または「キャンセル」ステータスに変更できます。
「ジョブオーダー番号」「材料」「設備」「ターゲット数量」「計画された開始日」「計画された終了日」「説明」
ディスパッチ
生産準備が整っているジョブオーダー。「ディスパッチ」状態にするには、ジョブオーダーに「計画された開始日」を指定しておく必要があります。「ディスパッチ」ステータスのジョブオーダーは、管理者によって「保留中」または「キャンセル」ステータスに変更できます。「ディスパッチ」ステータスのジョブオーダーに対して、オペレータが生産を開始すると、ステータスは「実行中」に変わります。
「材料」「設備」「ターゲット数量」「計画された開始日」「計画された終了日」「説明」
実行中
生産中のジョブオーダー。「実行中」ステータスのジョブオーダーに対して、オペレータが生産を停止する際、ステータスを「完了」または「保有」のどちらに設定するかを選択できます。オペレータが生産を開始するときに、ジョブオーダーを選択する代わりに材料とターゲット数量を選択すると、ジョブオーダーは自動的に作成され、そのステータスは「実行中」に設定されます。
「ターゲット数量」「説明」
保有
生産中であったが、生産が一時停止されているジョブオーダー。「保有」ステータスのジョブオーダーは、管理者によって「完了」または「キャンセル」に変更できます。「保有」ステータスのジョブオーダーに対して、オペレータが生産を開始すると、ステータスは「実行中」に変わります。
「ターゲット数量」「説明」
完了
生産を完了したジョブオーダー。「完了」状態のジョブオーダーは、その他のステータスに戻すことができません。
該当なし
キャンセル
キャンセルされているジョブオーダー。「キャンセル」状態のジョブオーダーは、その他のステータスに戻すことができません。
該当なし
次の図は、ステータスの遷移と、各変更を行うことができるユーザーを示しています。
ジョブオーダーステータスの遷移。
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