データベース情報とデータベーススキーマの同期化
構築ブロックで指定されたデータベース情報への更新は、データベーススキーマと同期化できます。たとえば、外部キーを追加した後、データモデルでのエンティティにカスタムプロパティを追加した後、またはデータモデルに新しいエンティティを追加した後、データベース情報をデータベーススキーマと同期化すると、新しい情報がデータベーススキーマに追加されます。同期化サービスは、PTC.Base.Manager Thing 上の DefaultGlobalManagerConfiguration コンフィギュレーションテーブルで指定されているマネージャごとに、GetDBInfo サービスで指定されているデータベース情報を確認します。
同期化サービスでは、GetDBInfo サービスで指定されたデータシェイプとデータベース情報の両方を、データベースのスキーマと比較し、それらの間のすべての差異を識別します。PTC.DBConnection.Manager Thing 上の ValidateDBSchema サービスは、レビューのためにすべての差異のリストを出力します。PTC.DBConnection.Manager Thing 上の UpdateDBSchema サービスは、データベース情報で指定されているが、データベーススキーマにはまだ存在しない、すべての新しいテーブル、列、インデックス付きフィールド、または外部キーを追加します。更新サービスは、データベーススキーマに新規情報を追加するだけです。データベース内の既存のデータ、またはデータベーススキーマにすでに存在するデータは、更新サービスによって更新または除去されません。列の長さやデータタイプはいずれも変更されず、テーブル、列、インデックス、外部キーはいずれも削除されません。これらの差異は、便宜のために同期化サービスの出力で報告されます。データベース管理者は、必要に応じて、データベースにこれらの変更を手動で行うことができます。
データベース情報とデータベーススキーマを同期化するには、次の手順を実行します。
2. PTC.DBConnection.Manager Thing に移動します。
3. 「サービス」で、ValidateDBSchema サービスを実行します。サービスの出力は、データベーススキーマと、マネージャ Thing 内のデータシェイプおよびデータベース情報の間で見つかったすべての差異をリストしたインフォテーブルです。サービスの出力を確認して、差異が期待どおりであることを確実にします。差異が見つからない場合、インフォテーブルには「データなし」と表示されます。
4. 「サービス」で、UpdateDBSchema サービスを実行します。サービス出力は、新しいテーブル、列、インデックス付きフィールド、外部キーなど、データベーススキーマに正常に追加されたすべてをリストしたインフォテーブルです。すべての失敗はインフォテーブルにリストされます。
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