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構築ブロックのカスタマイズとアップグレード
すべての構築ブロックには、カスタマイズ可能な機能が用意されています。構築ブロックのカスタマイズは、デフォルトのソリューション機能をオーバーライドする、別の構築ブロックに含まれている必要があります。Thing Shape は、標準の構築ブロックロジックを提供するために活用されており、これによりサービスをオーバーライドできます。Thing Shape を使用できない場合は、オーバーライド可能なサービスがある Thing Template が実装されます。
UI レイヤーをカスタマイズする場合、カスタマイズした変更を行えるように、マッシュアップを複製する必要があります。
ソリューションのマスターマッシュアップ (PTC.Base.SolutionMaster_MM) でのソリューションナビゲーションメニューは、MasterMenuNavigation の値が menuName であるマネージャ Thing で、menuConfiguration コンフィギュレーションテーブル内のすべてのエントリからコンパイルされます。AdminMenuNavigationmenuName 値は、管理ナビゲーションメニューをコンパイルするために、DPM ソリューション用の管理構築ブロック (PTC.Administration) にあるメイン管理マッシュアップ (PTC.Administration.Main_MU) によって使用されます。構築ブロックの開発者は、独自の構築ブロックで活用できるように、独自の menuName 値を追加できます。
マネージャ Thing の mashupConfiguration コンフィギュレーションテーブルを使用して、組み込みマッシュアップをスワップアウトすることができます。この例は、DPM ソリューションのアクショントラッカーの構築ブロック、パフォーマンス分析の構築ブロック、および生産ダッシュボードの構築ブロックで確認できます。
PTC が提供する構築ブロック内に含まれているエンティティは、アップグレードを可能にするためにロックされています。上記で定義したようにカスタマイズが行われる場合は、新しいバージョンのソリューションをインストールして更新を行うことができます。これらのアップグレードは、既存のカスタマイズに影響せず、API レベルの契約を中断しません。既存のマッシュアップとメニューのカスタマイズは、アップグレード後も維持されます。その他のカスタマイズが行われている場合、新しい機能を利用するために、顧客はカスタマイズを変更する必要があります。
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