分析ヘッダーマッシュアップ
分析ヘッダーマッシュアップ (
PTC.PerformanceAnalysis.AnalysisHeader_MU) には、
「週平均を表示」ボタンと、
ウォーターフォール図、
パレート図、および
トレンド図の間を移動するためのナビゲーション制御が表示されます。
「設備」フィルタで作業拠点が選択されている場合、ウォーターフォール図で青色の棒グラフを選択し、ナビゲーションヘッダーで
をクリックして、その損失カテゴリの損失理由パレート図にドリルダウンできます。パレート図から、棒グラフを選択し、
をクリックして、パレート図の次のレベルにドリルダウンするか、その理由カテゴリの最下位レベルの理由のトレンド図にドリルダウンします。パレート図またはトレンド図で、
をクリックして、パレート図のレベルを時間損失ウォーターフォール図まで戻します。
ウィジェット
PTC.PerformanceAnalysis.AnalysisHeader_MU マッシュアップには、次のウィジェットがあります。
• 複数の「ボタン」ウィジェット:
◦ 有効な左矢印ボタン (
) の場合。
◦ 無効な左矢印ボタン (
) の場合。
◦ 有効な右矢印ボタン (
) の場合。
◦ 無効な右矢印ボタン (
) の場合。
◦ アクティブな「週平均を表示」ボタンの場合、ボタンがクリックされているときに表示されます。
◦ 非アクティブな「週平均を表示」ボタンの場合、ボタンはクリックされていませんが、クリックできるときに表示されます。
◦ 無効な「週平均を表示」ボタンの場合、ボタンがクリックできないときにトレンド図に表示されます。
• 「週平均を表示」ボタンのアクティブまたは非アクティブな状態を保存するために使用される、非表示状態の「切り替えボタン」ウィジェット。「週平均を表示」ボタンが無効になっている場合 (トレンド図を表示しているときなど)、切り替えにより、「週平均を表示」ボタンの最後の状態が保存されます。
• 複数の「ラベル」ウィジェット: これらは、前のチャート、現在のチャート、次のチャートの各ラベルと、「設備」フィルタで作業拠点以外の設備が選択されている場合、または次のチャートへ移動できない場合に表示される「データなし」のラベルです。
• 現在表示されているチャートのレベルを追跡するために使用される、非表示状態の「ドロップダウン」ウィジェット。
• 「ドロップダウン」ウィジェットに保持されているナビゲーション履歴を制御する不可視の「インフォテーブルセレクタ」ウィジェット。
入力
PTC.PerformanceAnalysis.AnalysisHeader_MU マッシュアップの入力パラメータは、次のとおりです。
• isWorkCenter - 「設備」フィルタで選択された設備が作業拠点であるか否かを示すブール。
• managerName - このマッシュアップ上のサービスを実行するマネージャ Thing の名前。この値は、メインのパフォーマンス分析マッシュアップ (PTC.PerformanceAnalysis.Analysis_MU) から渡されます。
• navigationHistory - ウォーターフォール図とパレート図の間を移動しているときの、選択した損失カテゴリと理由のナビゲーション履歴を含むインフォテーブル。
• selectedBar - ウォーターフォール図またはパレート図で選択されている棒グラフの情報を含むインフォテーブル。
• selectedBarChanged - 棒グラフが選択されたときのタイムスタンプ。
• thingName - 適用した「設備」フィルタで選択された設備の Thing の名前。
• updateMashupState - ウォーターフォール図、パレート図、またはトレンド図を表示している組み込みマッシュアップの更新が必要であるかどうかを示すブール値。
出力
PTC.PerformanceAnalysis.AnalysisHeader_MU マッシュアップの出力パラメータは、次のとおりです。
• chartTitle - チャートタイトルに表示される損失理由シーケンス。
• linkMashup - PTC.PerformanceAnalysis.Analysis_MU の組み込みマッシュアップに表示されるチャートマッシュアップの名前。
• mashupTitle - チャートがウォーターフォール図、パレート図、またはトレンド図のいずれであるかを示すチャートタイトルの最初の部分の値。
• navigationHistory - ウォーターフォール図とパレート図の間を移動しているときの、選択した損失カテゴリと理由のナビゲーション履歴を含むインフォテーブル。
• normalizeState - 「週平均を表示」ボタンの状態を示すブール値。
• updateMashupState - ウォーターフォール図、パレート図、またはトレンド図を表示している組み込みマッシュアップの更新が必要であるかどうかを示すブール値。
サービス
マッシュアップでは、PTC.PerformanceAnalysis.Management_TS Thing Shape から次のダイナミックサービスを使用します。
• AddNavigationHistory -
navigationHistory インフォテーブルに新しい行を追加します。このサービスは、右矢印ボタン (
) をクリックしたときに呼び出されます。
• DeleteNavigationHistory - navigationHistory インフォテーブルから最後の行を除去し、残りの最後の行からデータを削除します。
• GetCurrentMashupRow - navigationHistory インフォテーブルから表示されるチャートマッシュアップのデータを読み込みます。
• GetNavigationContext - 前のチャートタイトル、現在のチャートタイトル、および次のチャートタイトルを navigationHistory インフォテーブルから読み込んで、ヘッダーに表示します。
• UpdateChartNavigationHistory - ウォーターフォール図またはパレート図で選択した棒グラフに基づいて、navigationHistory インフォテーブルを更新します。
ダイナミックサービスを使用すると、実行時にサービスを実行するエンティティを選択できます。この場合、
PTC.PerformanceAnalysis.Management_TS Thing Shape を実装している任意のエンティティから、サービスを実行できます。詳細については、ThingWorx ヘルプセンターの「Mashup Builder」セクションの
ダイナミックサービスを参照してください。