ラベル内のパラメータの表示について
設計シートの各形状は、関連する加工品のインスタンスです。加工品を定義すると、パラメータを設定できます。これらのパラメータは、形状ラベルに表示できます。加工品をインスタンス化すると、設定されたパラメータがラベルに表示されます。ラベルフォーマット文字列により、ラベルに表示されるパラメータが定義されます。
ラベルには、以下のアイテムのパラメータを表示できます。
形状で表される加工品 - 設計シートの形状にわかりやすい名前を割り当てるために、インスタンスに対するユーザー定義のパラメータをラベルに表示します。
オブジェクトの相対 - たとえば、ポートの親はブロックで、このブロックが複数のグループにネストされているとします。このポートを参照するには、ラベルフォーマット文字列がすべての親オブジェクトを順番に参照する必要があります。以下の共通アクセスキーワードのいずれかを使用します。
アクセスキーワード
説明
!
文字列のオブジェクトを分割します。
design
設計パラメータを示す形状にラベルを作成します。
<design!name>
sheet
シートパラメータを示す形状にラベルを作成します。
<sheet!name>
top_container
ラベルを所有するオブジェクトのトップレベルコンテナか、コンテナがない場合はオブジェクト自体を指定します。
<top_container! ...>
container
オブジェクトのコンテナを指定します。
<container!...>
!
構成部品のメンバー (グループ、ブロック、またはファイバー) を指定します。
<! ...>
member(logical_name)
可変グループの 1 メンバーを指定します。
<member(logical_name, variable_logical_name)! ...>
ポート加工品に接続されたオブジェクト - <connected (diagram_type, mode, range) ! ...> を使用して次の情報を設定します。
diagram_type - 接続をトレースする必要のあるダイヤグラムタイプです。connected キーワード関数は接続をトレースし、ソースが接続されているアイテムを返します。ダイヤグラムタイプは、「すべて」(All)、「ブロック」(Block)、「回路」(Circuit)、「配線」(Wiring)、または「P&ID」とすることができます。
mode - アイテムは以下のいずれかの方法で接続されます。
Direct - アイテムはダイレクト接続されます。
via_fiber - アイテムはファイバーを介して接続されます。
via_group - アイテムはファイバーグループ (たとえば、パイプライン) を介して接続されます。
Range - 接続されているすべてのアイテムか特定のアイテムを表示します。範囲は All または正の整数です。