サイレントインストールのガイドラインと利点
最初に PTC Creo インストールアシスタントを使用してインストールされた Creo Schematics インストールは、以降のインストールセッションではサイレント (非グラフィックかつ非対話型) モードで再インストールできます。コマンドライン引数を使用したサイレントインストールのプロセスでは、アプリケーション固有のコンフィギュレーション設定を含む XML ファイルが使用されます。インストールした Creo アプリケーションごとに別個の XML ファイルが保存されます。サイレントインストールを実行するには、コマンドプロンプトでインストールメディアのルートディレクトリから
setup.exe を実行するときに、対応する XML ファイルへのパスを引数として指定します。詳細については、
サイレントインストールのコマンド構文を参照してください。
サイレントインストールでは次の点に注意してください。
• 次の場合は、古いリリースやメンテナンスリリースの個別の XML ファイルを使用してサイレントインストールを実行することはできません。
◦ インストールするメジャーリリースと、XML ファイルを生成するためのアプリケーションのリリースが同じでない。
◦ Creo Schematics アプリケーション、言語、プラットフォーム、またはパッケージがインストールメディアに収録されていない。
◦ Creo Schematics をインストールするための前提条件を満たしていない。
• Creo Schematics を初めてインストールする際には、必ずインストールメディアからアシスタントを実行する必要があります。
• サイレントモードでライセンスを生成してダウンロードしたり PTC ライセンスサーバーをインストールしたりすることはできません。サイレントモードではインストーラは PTC.com に接続できません。したがって、アプリケーションソフトウェアが後から動作するすべてのコンピュータにライセンスソースがすでにアクセス可能になっている必要があります。サイレントインストールのプロセスでは、ライセンスの検証やライセンスソースへのアクセスは行われません。
• サイレントインストールの実行中に既存のインストールをコピーすることはできません。
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インストールされた Creo Schematics インストールのインストールフォルダ構造を変更した場合、Creo Schematics のそのインストールでは "アンインストール" や "再設定" のユーティリティが適切に動作しない可能性があります。
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サイレントインストールには次のような利点があります。
• 大企業全体に Creo Schematics を効率的に一括して導入できます。
• XML ファイルから Creo Schematics をインストールする際のインストール場所、ライセンスソースリスト、スタートアップコマンドなどのすべてのコンフィギュレーション設定を読み込むことができます。