コマンド定義 XML コードについて
定義した各カスタムコマンドは独自のコマンド定義を持ちます。主な要素を次にまとめています。すべての要素および属性の詳細については、後述のトピックに説明があります。
コマンド定義 XML コードの要素と属性のタイプについて
この付録の説明の冒頭に「(混合)」または「(ブール)」と記載されていないかぎり、要素および属性はすべて文字列データタイプです。
「(混合)」要素にはテキスト要素とその他の要素の両方が含まれます。
「(ブール)」属性は true または false にのみ設定できます。
カスタムコマンド定義 XML で使用可能な要素
<menu>
(混合) 必須のメニュー設定要素。これはルート要素です(<menu> 要素の属性を参照)。
<command_name>
必須のコマンド名要素。このカスタムコマンドの一意の名前を指定します。この識別子は、リボンで、またはコマンドをオーバーライドする際に参照として使用できます。右クリックメニューで別のカスタムコマンドの位置を定義する際にもこの識別子を指定します。
<locked>
(ブール) オプションのロック要素。このコマンドをほかのユーザーが編集および削除可能かどうかを指定します。このオプションはユーザー XML ファイル以外の場合に適用されます。
<label>
必須のラベル要素。リボンと右クリックメニューでのコマンドのラベルを指定します。
<tooltip>
オプションのツールヒント要素。コマンドのツールヒントを指定します。
<icon>
オプションのアイコン要素。16*16 のアイコンを指定します。アイコンファイルは XML ファイルと同じフォルダにあることが必要です。推奨フォーマットは PNG です。
<icon_large>
オプションのアイコン要素。32*32 のアイコンを指定します。アイコンファイルは XML ファイルと同じフォルダにあることが必要です。推奨フォーマットは PNG です。
<action>
(混合) オプションの処理要素。このコマンドによって実行される処理を指定します。ビューをアノテーションセットに保存したりイメージをクリップボードにコピーしたりするには、XML 属性を使用します。URL を開くには、XML コンテンツを使用します(<action> 要素の属性を参照)。
<rmb_order>
(混合) オプションの右クリックメニュー順序要素。右クリックメニューでのカスタムコマンドの位置を指定します。この要素を定義しなかった場合、Creo View によってカスタムコマンドは右クリックメニューにアルファベット順で追加されます(<rmb_order> 要素の属性を参照)。
カスタムコマンド XML の構造
<menu
...>
<command_name>MyCommand 1</command_name>
<locked>true</locked>
<label>Button Label</label>
<tooltip>Button tooltip</tooltip>
<icon>\my\icons\location\icon16x16.png</icon>
<icon_large>\my\icons\location\icon32x32.png</icon_large>
<action>
...
</action>
<rmb_order
name="AnotherCommand"
position="before">
</rmb_order>
</menu>
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