デフォルトのサムネイルジェネレータの設定
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サムネイルジェネレータの実行ファイルは Windows システムでは pvsthumb.exe、UNIX では pvsthumb と呼ばれます。このセクションでは、どちらのオペレーティングシステムのファイルも pvsthumb と表記します。
サムネイルジェネレータは次の 3 カ所にインストールできます。
Windchill Server - Creo View アダプタの CD の標準のインストールでは、Windchill サーバーにサムネイルジェネレータがインストールされます。
リモート -- サムネイルジェネレータをリモートでインストールできます。agent.ini ファイルは適切に設定されます。この場合、Creo View ではサムネイルの生成に、サーバー上のサムネイルジェネレータではなくリモートサムネイル Worker が使用されます。リモートサムネイルジェネレータは、Creo View アダプタの CD から Windchill サーバー以外のマシンにインストールされます。WVS では、wvs.propertiesthumbnail.usecadagent プロパティが true に設定されるとサムネイル Worker が使用されます。
Worker - サムネイルジェネレータは Creo View アダプタのインストールの一部として Worker マシンにインストールされます。このコンフィギュレーションでは、WVS ローダーは Windchill サーバーからサムネイルを生成しないように指定されています。
サムネイルを生成するには以下の 3 つの方法があります。
Worker による方法 では、Worker でサムネイルを生成できます。これはデフォルトのコンフィギュレーションです。このコンフィギュレーションでは、以下の wvs.properties 設定が必要です。
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以下はデフォルト設定です。
thumbnail.byworker.enabled = TRUE (Windchill サーバー上のすべての Worker に影響します)
thumbnail.usecadagent = FALSE
このオプションが正しく機能するためには、Creo Viewthumbnail.byworker が有効になっており、サムネイルジェネレータが Worker でインストールされている必要があります。デフォルトでは、サムネイルジェネレータは Worker のアダプタインストールディレクトリにインストールされます。
特定の Worker がサムネイルを生成しないようにするには、Worker のアダプタインストールディレクトリの \bin subfolderから pvthumb を除去する必要があります。
WVS ローダーによる方法では、Windchill サーバーで設定されたサムネイルジェネレータを使用します。このコンフィギュレーションでは、以下の wvs.properties 設定が必要です。
thumbnail.byworker.enabled = FALSE
thumbnail.usecadagent = FALSE (pvsthumb がローカルに実行されます)
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thumbnail.byworker.enabledFALSE の設定は、全体のすべての Worker に適用されます。この設定では、Worker はサムネイルを生成しません。
WVS ローダーで CAD Agent をサムネイル Worker として使用する方法では、Worker Agent を使用してリモートで設定したサムネイル Worker を介してサムネイルを生成します。このシナリオでは、WVS ローダーは Worker Agent にリクエストを送信し、THUMBNAIL タイプとして設定された Worker を介してサムネイルを生成します。このコンフィギュレーションでは、以下の wvs.property 設定が必要です。
thumbnail.byworker.enabled = FALSE
thumbnail.usecadagent = TRUE
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