Creo View MCAD Adapters Guide > Creo View サムネイルジェネレータの設定 > pvsthumbbatch を使用したコマンドラインパブリッシング
pvsthumbbatch を使用したコマンドラインパブリッシング
サムネイルファイルはシェルコマンドラインから、pvsthumbbatch スクリプトを使用して Creo View フォーマットに変換できます。この章では、最もよく使用するコマンドラインオプションを含め、pvsthumbbatch コマンドの使用方法の概要を説明します。コマンドラインオプションの完全なリストについては、「高度なサムネイルジェネレータ設定」の章を参照してください。
pvsthumbbatch の概要
pvsthumbbatch は、コマンドラインからサムネイルを生成する場合に使用します。
pvsthumbbatch の使用
サムネイルジェネレータを操作するには、単一のコマンドを利用してサムネイルを生成する必要があります。
コマンドラインの形式は以下のとおりです。
pvsthumbbatch [options] <cad_data>
コマンドライン変換には以下の 2 つの段階があります。
1. コマンドプロンプトを開き、変換するファイルを格納するディレクトリに移動します。
この例では、ディレクトリは C:\\edthumb_data\\ であるとします。
2. pvsthumbbatch コマンドを入力します。例:
C:\ptc\pvsthumb_setup\pvsthumbbatch -p output pvsthumb_test.ed
この例では、コマンドラインは以下のように左から右へ順番に分割することができます。
a. サムネイルジェネレータの設定を格納するセットアップディレクトリ、その次にデータ変換のコマンドが続きます。
C:\ptc\pvsthumb_setup\pvsthumbbatch
b. オプション -p <output path> が output として示されています。これはアダプタが変換されたデータを配置するディレクトリの名前です。
c. 変換するサムネイルデータは、pvsthumb_test.ed として指定されています。
3. Enter を押すと pvsthumbbatch が起動します。コマンドプロンプトに戻ると、変換は完了します。
* 
pvsthumbbatch は一度に複数のファイルをパブリッシングできます。一連のファイルをパブリッシングするには、コマンドラインにすべての名前をスペースで区切って入力します。ワイルドカード (アスタリスク *) も使用できますが、返されたデータが正しいことをユーザーが確信できる場合に限ります。
4. これで、任意のイメージビューアで JPG ファイルを開くことにより、生成された 2D のサムネイルイメージを表示できます。
これで、コマンドラインサムネイル生成を使用して、サムネイルファイルを変換する手順が完了しました。
これは役に立ちましたか?