ライトシーンのカスタマイズについて
すべての定義済みライトシーン (「ヘッドライト」(Headlight) を除く) を Creo Illustrate ユーザーインタフェースで、または LightScenes.xml ファイルを編集してカスタマイズできます。このファイルは、次の場所 (標準のライトシーンフォルダ) にあります。
%APPDATA%\ptc\Illustrate\StandardFiles
ユーザーインタフェースを通じて行うカスタマイズは簡単で、制限があります。XML ファイルの編集はこれよりも複雑ですが、ライトシーンが追加できるなど、より大きな自由度があります。Creo Illustrate クライアントの使用について以下で説明します。XML ファイルの編集については、以下の「LightScenes.xml ファイルの編集について」を参照してください。
ライティングの設定はフィギュアとともに保存されます。フィギュアごとに 1 つのライトシーンをカスタマイズできます。
カスタムライティング設定は、パブリッシングされたフィギュアで維持され、2D ラスターイメージフォーマットに保存されます。サーフェスのシェードが表示される、エクスポートした 3D ファイルフォーマットでも維持されます。
Creo Illustrate ユーザーインタフェースで、定義済みのライトシーンをカスタマイズできます。
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フィギュアごとに定義済みライトシーンを 1 つだけカスタマイズできます。
2 つ目のライトシーンを選択してカスタマイズしようとすると、1 つ目のライトシーンが元の設定に戻ります。
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選択したライトシーンの「アンビエント」(Ambient)、「スペキュラ」(Specular)、および「拡散」(Diffuse) の設定を変更できます。
カスタムライトシーンは現在のフィギュアとともに保存されます。ファイル内のフィギュアごとに異なるカスタムライトシーンを適用できます。
LightScenes.xml ファイルの編集について
LightScenes.xml でマークアップを編集することで、次の 3 つの定義済みライトシーンを変更できます。
• 「シングルライト」(Single Light)
• 「2 ライト」(2 Lights)
• 「3 ライト」(3 Lights)
(「ヘッドライト」(Headlight) の設定は XML ファイルにエンコードされていません)。XML ファイルを保存すると、そのファイル内の設定が新しい定義済みライトシーンになります。後から、前述のように、ユーザーインタフェースでこの設定をカスタマイズできます。