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設計バリエーションの生成
GDX で既存の設計からの設計バリエーションを生成できます。
GDX で生成された設計の初期セットは、Creo Parametric の Generative Design アプリケーションで定義されている検討に基づいています。GDX で初期セットを生成した後で、設計を選択し、特定の設計ゴールと設計拘束を変化させることで、そのバリエーションを生成できます。
GDX で設計基準と材料の組み合わせに基づいて設計を生成した場合について考えてみます。これらの設計のいずれかを選択し、ボリューム制限または質量の制限、材料スプレッドの値の範囲を定義して、新規設計を作成します。生成されたバリエーションは、さらに広範な実現可能な設計を検索するのに役立ちます。
GDX で設計バリエーションを生成する方法については、クイックビデオを参照してください。
設計バリエーションを定義するには
設計バリエーションは次の方法によって定義できます。
1. 「設計」(Designs) タブを選択します。
2. テーブルで設計に関連する をクリックしてから、「バリエーションを定義」をクリックします。「バリエーションを定義」ダイアログボックスが開きます。
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「バリエーションを定義」ダイアログボックスでは、Creo Parametric の初期検討で定義されている設計ゴールと設計拘束に基づいて設計バリエーションを定義できます。たとえば、初期検討で設計ゴールとしてボリューム制限が定義され、設計拘束として材料スプレッドが定義されている場合、「バリエーションを定義」ダイアログボックスを使用して、ボリューム制限と材料スプレッドを変化させることができます。
3. 設計バリエーションを定義するには、次の手順を実行します。
a. 変化させる設計ゴールまたは設計拘束のチェックボックスをオンにします。
b. 「開始」(From) ボックスと「終了」(To) ボックスで、バリエーションの範囲を指定します。
c. 「点」(Points) ボックスで、バリエーションの数を指定します。
4. 「保存」(Save) をクリックします。「バリエーションを定義」ダイアログボックスが閉じます。
設計バリエーションの定義が設定ツリーに追加されます。
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設定ツリーに追加される設計定義の数は、設計ゴールまたは設計拘束の値が初期検討の値と重複している場合を除き、設計ゴールと設計拘束に定義されている点を掛け合わせた数と等しくなります。
設計バリエーションを生成するには
定義した後、次の方法で設計バリエーションを生成できます。
1. 「設定」(Setup) タブを選択します (まだ選択されていない場合)。
2. 設定ツリーで、バリエーションを生成する設計定義を選択します。
3. 「生成」(Generate) をクリックします。設計の生成が開始します。
すべての設計が正常に生成されると、「設計」(Designs) タブのテーブルに新規設計が追加されます。これらの設計から、さらにバリエーションを生成できます。
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GDX での設計とその生成されたバリエーションは関係を共有しません。
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生成された設計バリエーションを Creo Parametric にダウンロードする場合、そのバリエーションで使用されている設定に合わせて、新規作成された部品の設計ゴールと設計拘束を編集する必要があります。これらの編集を行ってからモデルを保存することをお勧めします。