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EZ Tolerance Analysis の機能強化: 「累積を表示」ツールと欠落している累積形体の「修復」ツール
リリース: Creo Parametric 9.0.0.0
この機能強化に関するビデオをご覧ください。
この機能強化の利点
既存の累積公差を解析したり、欠落している形体の問題を修正したりする必要がある場合に、生産性を向上させるための新しい機能強化を使用できるようになりました。
累積ループ内の構成部品の実際の位置を視覚化する新しい「累積を表示」ツール
ユーザーインタフェースの場所: 累積定義の詳細ページの新規アイコン。
新しい「累積を表示」(Show Stackup) ツールを使用して、累積に含まれているかどうかに基づいて構成部品を表示し、選択した合致形体を表示します。「累積を表示」(Show Stackup) ツールでは、累積定義内の合致形体による定義に従って、構成部品の位置を視覚化できます。累積の結果について理解を深めることもできます。
このツールでは、次の操作を行えます。
累積ループに含まれていない構成部品を表示または非表示にします。
寄与する合致形体をハイライトします。
さらに見やすくするため、累積ループに含まれている構成部品を元の色で表示するか透明表示するかを選択します。
この機能強化により、累積ループに寄与する合致形体の実際の位置がさらにわかりやすく表示されるようになりました。このビューは設計サイクルにおけるミスの削減に役立ちます。
累積公差定義エラーでの「修復」ツール
ユーザーインタフェースの場所: 累積公差の詳細ページで、赤色の感嘆符が付いた形体をクリックします。「修復」(Repair) ツールはショートカットメニューから使用できます。
累積定義内の無効な形体が対応する失敗アイコンとともに累積テーブルに表示されます。設計変更によって、定義されている累積公差で一部のサーフェスまたは形体が欠落することがあります。そのような場合、「修復」(Repair) ツールを使用することで、失敗した累積をすべて削除して再作成することなく、失敗を解決できます。
新しい修復ツールは次のタイプの失敗を解決します。
累積テーブル内の欠落している形体を有効な形体に置き換えます。
無効なアノテーション平面を修復します。
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修復ツールには、失敗が含まれている累積の下部の詳細セクションに表示されるハイパーリンクからアクセスすることもできます。
設計変更によって、定義されている累積公差で一部のサーフェスまたは形体が欠落することがあります。そのような場合、「修復」(Repair) ツールを使用することで、失敗した累積をすべて削除して再作成することなく、失敗を解決できます。
この機能強化により、形体が欠落している累積公差の再作成に必要な時間が短縮されます。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
なし。
これは役に立ちましたか?