「マネキンリーチ」(Manikin Reach) ダイアログボックスと「視線」(Look At) ダイアログボックスの拘束を作成するオプションが強化されました。

マネキンツリーのマネキン拘束条件セクションに、リーチ拘束と視線拘束が追加されました。

マネキンツリーのマネキン拘束条件セクションから、リーチ拘束と視線拘束の定義を編集できます。ショートカットメニューのその他のツールを使用して、リーチ拘束または視線拘束を除去したり無効にしたりすることもできます。

リーチターゲットに到達できない場合、Creo Parametric は可能なかぎりリーチを試みてから、不足している距離を示します。

ユーザーインタフェースの場所: スクリーン上にマネキンが表示された状態で、次のいずれかの操作を行います。

リリース: Creo Parametric 9.0.0.0

この機能強化は、人間工学検討を実行して、マネキンのリーチを評価したり、リーチ拘束や視線拘束を適用してマネキンの姿勢を変更したりする場合に役立ちます。

これまでは、距離が遠すぎる場合、ターゲットに到達したり、不足している距離を簡単に把握したり、リーチ拘束や視線拘束を作成したりすることはできませんでした。

この機能強化により、マネキンは可能なかぎりリーチを試み、それに合わせて姿勢を調整します。リーチ拘束と視線拘束によって、ほかの操作中も正しい姿勢が維持されます。