サーフェスの分割および統一
ユーザーインタフェースの場所: > > の順にクリックします。
ユーザーインタフェースの場所: > の順にクリックします。
リリース: Creo Parametric 9.0.0.0
この機能強化に関するビデオをご覧ください。
• サーフェスを分割および統一する方法:
• 「サーフェス領域を分離」(Separate Surface Region)、「サーフェスを分割」(Divide Surface)、「サーフェスを統一」(Unify Surfaces) のユースケース:
• モデルベース定義での「サーフェスを分割」(Divide Surface) の使用:
• その他のユースケースの例:
この機能強化の利点
「サーフェスを分割」(Divide Surface) および「サーフェスを統一」(Unify Surfaces) という 2 つの新しいフィーチャーが Creo 9.0 に追加されました。
サーフェスを分割
Creo Simulate でのみ使用可能であった「サーフェス領域」(Surface Region) が新しい「サーフェスを分割」(Divide Surface) フィーチャーに置き換えられました。
「サーフェスを分割」(Divide Surface) では、サーフェスの領域を隣接する新しい接触サーフェスに分割でき、これは以前のバージョンの Creo では実行できませんでした。モデルジオメトリ内の参照可能なオブジェクトとしてサーフェス領域を必要とする多くのユースケースで生産性が向上します。
「サーフェスを分割」(Divide Surface) フィーチャーでは、スケッチ投影ベースの作成方法とチェーンベースの作成方法がサポートされています。
「サーフェスを分割」(Divide Surface) では主に次のようなユースケースがサポートされています。
• モデルベース定義の製品製造情報 (PMI) では、分割されたサーフェスをセマンティッククエリー、制御特性の指定などの要素をサポートするセマンティック参照として使用できます。
• シミュレーションおよびジェネレーティブデザインでは、分割されたサーフェスを荷重と拘束条件またはメッシュの定義に使用できます。
• 外観、表面仕上げ、テクスチャなどの見た目のレンダリング。
• データ交換。
• 彫刻などのジオメトリの作成と修正に関する基本的なワークフロー。
サーフェスを統一
新しい「サーフェスを統一」(Unify Surfaces) フィーチャーを使用して、「サーフェスを分割」(Divide Surface) フィーチャーによって作成されたサーフェスまたはモデルのインポート中に作成されたサーフェスを再統一できます。
「サーフェスを統一」(Unify Surfaces) では、選択したサーフェスを、外観などのプロパティや ID を維持しながら、ターゲットサーフェスにマージできます。「サーフェス参照を更新」(Update Surface References) オプションを使用することで、子フィーチャーのサーフェス参照をターゲットサーフェスに転送できます。
この機能強化により、以前は不可能であった、サーフェスの分割を形状的に元に戻すことが可能になりました。
追加情報
ヒント: | • スケッチによっては、開いたチェーンに基づいた「サーフェスを分割」(Divide Surface) であいまいな状況が発生することがあります。ループを閉じることであいまい部分を除去できます。 • 複数のチェーンを使用して分割サーフェスを作成する場合、交差しない閉じたチェーンにします。 |
制限事項: | • 「サーフェスを分割」(Divide Surface) は基本的なモデリング操作をサポートしていますが、Core Modeling、Flexible Modeling、Sheet Metal Design、または Creo のその他のモジュールまたはアプリケーション内のすべての操作で完全にサポートされているわけではありません。 • 「サーフェスを統一」(Unify Surfaces) は、「サーフェスを分割」(Divide Surface) フィーチャーによって作成された分割エッジを含むサーフェス、またはインポート中に作成されたサーフェスのみに対応しています。 |
これは、既存の機能からの置き換えですか? | Creo Simulate でのみ使用可能であった「サーフェス領域」(Surface Region) が新しい「サーフェスを分割」(Divide Surface) フィーチャーに置き換えられました。 |
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション: | なし。 |