出力変数
このセクションでは、「種」(Species) モジュールから取得できる出力について説明します。「種」(Species) モジュールからの出力には、以下のタイプのデータを使用できます。
1 次変数
プロパティ変数
積算量
1 次変数の出力
1 次変数は、所定のモジュールおよびモデルのセットに対する基本的な変数です。1 次変数は解の一部として必要です。通常これらは、輸送方程式を解くか、物理的組成によって得られます。1 次変数は、選択したジオメトリエンティティの表示ウィンドウと ASCII ファイル Filename_points.txt に表示できます。点プローブの X-Y プロットとして表示することもできます。
種モジュールの 1 次変数
結果パネルの変数リストのラベル
GUI の X-Y プロットメニューのラベル
Points.txt 内のラベル
定義
単位
表示または出力オプション
濃度 [成分名]
[成分名] 濃度
C_
濃度
-
1 点と GUI 表示ウィンドウ内
1 次変数は、選択されているモデルとモジュールに応じて、境界、派生サーフェス、インタフェース、ストリームライン、粒子、またはボリュームなどの選択したジオメトリエンティティに対して、自動的にアクティブ化されます。
プロパティ変数の出力
プロパティ変数は、ドメイン内の流体とソリッドに対する物理的特性です。1 次変数は解の一部として必要です。これらは、選択したジオメトリエンティティの表示ウィンドウと ASCII ファイル Filename_points.txt に表示できます (アクティブ化されている場合)。点プローブの X-Y プロットとして表示することもできます。
種モジュールの物理的特性
結果パネルの変数リストのラベル
GUI の X-Y プロットメニューのラベル
Points.txt 内のラベル
定義
単位
表示または出力オプション
拡散率
拡散率
D_[種の名前]_
拡散率
kg/m-s
1 点と GUI 表示ウィンドウ内
「種」(Species) モジュールの物理的特性の出力は、選択されているモデルに応じて、選択したボリュームと境界に対して自動的にアクティブ化されます (点プローブを除く)。
積算量の出力
積算出力では、「境界」(Boundary)「インタフェース」(Interface)、または「体積」(Volume) 上で量が積算されています。
種モジュールの積算量
プロパティパネルの出力選択のラベル
GUI の X-Y プロットメニューのラベル
Integral.txt 内のラベル
単位
定義
関連するジオメトリエンティティ
平均濃度
濃度
s_
領域平均濃度
境界
質量平均濃度
質量平均濃度
ms_
質量平均濃度
境界
ボリューム平均濃度
濃度
s_
ボリューム平均濃度
ボリューム
種質量
種質量
s_m_tot_
kg
全質量
ボリューム
質量平均濃度
質量平均濃度
ms_
領域平均濃度
ボリューム
「プロパティ」(Properties) パネルの「種」(Species) モジュールでは、選択した境界に必要な出力をアクティブ化できます。
これは役に立ちましたか?