非内部フレーム
Flow Analysis ツリーで、「ドメイン」(Domains) の下で流体ドメインを選択し、「プロパティ」(Properties) パネルに非内部フレームを表示します。
回転または線形加速する参照フレーム内の体積における「圧力」(Pressure) および「フロー」(Flow) フィールドの解に対しては、非内部フレームを使用します。「Noninertial Frame」で解を求める場合でも、回転境界条件は固定 (実験室) の参照フレームで設定されます。「圧力」(Pressure) および「流れ」(Flow) フィールドも、非回転 (実験室) の参照フレームで表示されます。体積は、「Noninertial Frame」、固定フレーム、または Multiple Reference Frames (MRF) オプションを使用して両方で求めることができます。Mismatched Grid Interface (MGI) アルゴリズムを使用して、ドメインを接続できます。
「非慣性系」(Noninertial Frame) は、次のオプションを使用して定義します:
• 「Rotational Units」、「Rotational Direction」、「Rotational Speed」、「Rotational Center」、「Rotational Axis Vector」。
• 「速度」(Velocity) - 線形加速システムをシミュレートします。「体積」(Volume) に、速度とともに「Noninertial Frame」を指定すると、加速度座標系の参照フレームでフローフィールドが計算されます。「非慣性系」(Noninertial Frame) にある速度は線速度のみで、回転システムのマグニチュードや方向の変更は参照しません。「速度」(Velocity) は「X」、「Y」、「Z」成分で表され、時間の関数などの定義式を使用して計算されます。