境界条件
輻射モジュールの境界条件パラメータは、Flow Analysis ツリー内の境界に適用されます。
Flow Analysis ツリーの「General Boundaries」で境界を選択すると、「プロパティ」(Properties) パネルに境界条件が表示されます。
輻射
「放射率」(Emissivity) - 「放射率」(Emissivity) がゼロに設定されている場合、境界の反射率は 100 % となり、入射放射によるエネルギーはまったく吸収されません。「放射率」(Emissivity) が 1 に設定されている場合、境界にエネルギーが完全に吸収されます。
「ソース透明」(Source Transparent) - デフォルトでは「いいえ」(No) に設定されており、外部ソースは境界を越えて作用しません。
オープン
「オープン」(Open) 境界条件では、輻射流束は自由に通ります。グローバル環境温度とは異なる値に設定可能な外部温度との連絡において、この境界は透過的な境界として作用します。
「ソース透明」(Source Transparent) - 「はい」(Yes) に設定されている場合、外部ソースからの輻射流束がドメインに流入できます。
透明
「透明」(Transparent) 境界条件では、輻射流束は境界を通ってドメインに入ることができます。
環境
「環境」(Environment) 境界条件では、選択した境界がビューの係数計算から除外されます。これはグローバル環境温度の環境と連絡するオープン (Open) 境界として機能します。この境界条件は、外部温度入力がグローバル環境温度と同じ値に設定された、オープン境界条件としてモデリングできます。
界面条件
界面の両側のボリュームを「不透過」(Opaque) または「透明」(Transparent) に設定した場合、その界面は輻射熱伝達に影響しないデフォルトの界面として設定されます。界面の一方の側のボリュームを「Opaque」に設定し、もう一方の側を「Transparent」に設定した場合、界面の属性は輻射境界条件の属性と同じになります。
出力
「デフォルト」(Default)
「ユーザー選択」(User Select)
「領域」(Area)
「垂直」(Normal)
壁面境界では、GUI 表示ウィンドウで出力オプションとして「Radiation Flux」 (W/m2) を使用できます。
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