デフォルト拘束の働きについて
コンフィギュレーションオプション manikin_drag_auto_locks が yes に設定されている場合、デフォルトの配置拘束がマネキンに適用されます。
コンテキストによっては、「マネキン」(Manikin) タブが開いている場合、マネキンツリーの 
「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) の下に次の固定拘束が表示されます。
「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) の下に次の固定拘束が表示されます。• 左前足マネキンセグメントが固定されています
• 右前足マネキンセグメントが固定されています
• 骨盤 (仙骨) マネキンセグメントは固定されており、胴体マネキンセグメントグループのその他のマネキンセグメントはロックされています。
◦ マネキンがトップレベルアセンブリの下のサブアセンブリである場合、 「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) フォルダに骨盤が表示されます。
「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) フォルダに骨盤が表示されます。◦ マネキンが別のウィンドウでトップレベルアセンブリとして開いている場合、骨盤マネキンセグメントは 「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) フォルダに表示されません。
「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) フォルダに表示されません。マネキンをアセンブリに挿入したとき、右前足と仙骨 (腰) の 2 つの配置結合がマネキン構造に自動的に追加されます。「モデル」(Model) タブが開いているときにアセンブリ内のデフォルトの結合を表示するには、マネキンプレースホルダーを右クリックし、ショートカットメニューから「定義を編集」(Edit Definition) を選択します。
マネキンを配置して姿勢を選択したとき、配置結合の 1 つ (「立位」(Standing) を選択した場合は右前足の結合、「座位」(Sitting) を選択した場合は仙骨の結合) がアクティブになります。「配置」(Place on) 参照を選択した場合、立位マネキンの右前足と参照との間、または座位マネキンの仙骨と参照との間に、配置拘束が作成されます。
配置結合によって、モデル内のマネキンの初期位置と向きが定義されます。その結果、一部のマネキン運動が制限されることがあります。たとえば、マネキンの右前足は配置平面に結合されているので、上げることができません。マネキンツリーのマネキンノードを右クリックして 
「配置結合を無効にする」(Disable Placement Connections) を選択することで、結合を一時的に無効にできます。 「配置結合を有効にする」(Enable Placement Connections) を選択することで、後から配置結合を有効にできます。
「配置結合を無効にする」(Disable Placement Connections) を選択することで、結合を一時的に無効にできます。 「配置結合を有効にする」(Enable Placement Connections) を選択することで、後から配置結合を有効にできます。マネキンの胴体は曲がらないように拘束されているので、容易に操作できます。背骨を動かすには、マネキンツリーで背骨のセグメントを選択して背骨をロック解除する必要があります。この後、特定の椎骨をロックして回転を防止 (自由度 Z 拘束) するなど、さらに局所的な拘束を追加できます。
マネキンの腰とつま先はロックされています。脚を選択しても、つま先は地面にロックされています。マネキンのつま先をドラッグすることで、足の位置を変更できます。つま先と腰をドラッグしている間、つま先と腰の拘束は一時的にオフになります。
別のセグメントを選択してドラッグすると、先にドラッグしたセグメントのデフォルトの拘束が再び有効になります。腰を上下にドラッグした場合、つま先は地面に着いたままとなります。マネキンをしゃがんだ姿勢にするには、腰をドラッグします。
 | 配置拘束を完全に無効にするには、右クリックしてショートカットメニューの「すべての拘束を無効にする」(Disable all constraints) を選択します。 |
ビデオ
足の拘束についての操作方法をビデオでご覧ください。