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構成部品、コネクタ、ピンのパラメータの定義
構成部品パラメータについて
構成部品は、パラメータを使用して、コネクタレベルとピンレベルでの電気情報を示します。
最初に「指定」(Designate) コマンドを使用してコネクタを指定すると、コネクタレベルのデフォルトパラメータが設定されます。ピンレベルのパラメータは、論理参照を使用してダイヤグラムから読み取るか、または「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスに入力して手動で指定します。
コネクタを指定すると、構成部品のパラメータがアセンブリレベルで設定されます。このため、同じモデルを使用して、さまざまな電気構成部品を表すことができます。
「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスのモデルツリーでは、次のケーブリングパラメータのみを表示できます。
「指定」(Designation)
直径
「ロジカル元」(Logical From)
「ロジカル先」(Logical To)
「フィジカル元」(Physical From)
「フィジカル先」(Physical To)
長さ
* 
構成部品パラメータは通常のパラメータとは異なる形式で保存されるので、モデルツリーでこれらのパラメータを表示したりアクセスしたりすることはできません。
カスタム構成部品と接続構成部品には、電気パラメータはありません。
接続はすべてのコネクタパラメータを使用できますが、TYPE パラメータ値は CONNECTOR でなく SPLICE です。
構成部品パラメータを編集するには
1. 「ケーブリングパラメータ」(Cabling Parameters) をクリックします。モデルツリーまたはグラフィックウィンドウで構成部品を選択し、右クリックして 「ケーブリングパラメータ」(Cabling Parameters) を選択します。1 つ以上のケーブリング構成部品を選択するよう求められます。
2. 修正する 1 つまたは複数の構成部品を選択します。複数の構成部品を選択する場合は、Ctrl キーを押しながら選択します。
3. 「OK」をクリックします。「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスが開きます。
4. 必要なパラメータを修正します。
5. 「適用」(Apply) をクリックし、次に「OK」をクリックします。
コネクタパラメータ
コネクタパラメータ
説明
ATTACHED_TO_HARNESS
コネクタがアセンブリではなくハーネスに接続されている場合に指定します。このパラメータはアセンブリの部品表には影響しません。
フォーマット: ATTACH_TO_HARNESS true/false
CONN_PLUG
ワイヤが接続されていないすべてのコネクタピンで使用する端子プラグのモデル名を指定します。これらのコネクタピンには PIN_ASSIGN 文はありません。
フォーマット: CONN_PLUG <プラグ名>
GENDER
コネクタの雄/雌。
フォーマット: GENDER male/female
MODEL_NAME
コネクタモデルの名前。これはコネクタの指定時に自動的に割り当てられる読み取り専用パラメータです。
NUM_OF_PINS
このコネクタのピンの最大数を設定します。
フォーマット: NUM_OF_PINS <整数>
REF_DES
スケマティック、ダイヤグラム、Mentor Graphics ワイヤリストとの比較に使用される参照指定子。コネクタの指定時にこのパラメータが自動的に割り当てられます。必要に応じてこのパラメータを修正できます。
フォーマット: REF_DES <テキスト文字列>
例: REF_DES J36
TABLE_AUTO_ASSIGN
[オプション] 端子テーブルでは、特定のピンに対応する端子の基準を定義します。これらの基準は、各種ピンパラメータに端子の一連の値を指定することによって定義されます。パラメータ TABLE_AUTO_ASSIGN の値が TRUE の場合、端子テーブルで定義されている端子が、条件が一致するピンに自動的に接続されます。このパラメータは、構成部品のすべてのピンで有効になるように、構成部品レベルで設定できます。デフォルト値は TRUE です。
フォーマット: TABLE_AUTO_ASSIGN true/false
例: ある端子テーブルでパラメータ SIGNAL_VALUE_AUTO_ASSIGN を FALSE に設定した場合、個別のピンにこのパラメータを設定することはできません。
TYPE
(接続コネクタでのみ必要)
アセンブリ部品として指定されているコネクタのタイプを指定します。
フォーマット: TYPE <値>
例: TYPE SPLICE
USER_DEFINED
どのユーザー定義パラメータもこのフォーマットで追加できます。
フォーマット: <パラメータ名> <値>
例: PIN_MATERIAL COPPER
ピンパラメータ
ピンパラメータ
説明
CABLE_NAME
ピンに接続されているワイヤまたはケーブル導線の名前。
フォーマット: CABLE_NAME <テキスト文字列>
例: CABLE_NAME cabl007
COND_ID (複数導線ケーブルでのみ必要)
導線 ID を指定します。
フォーマット: COND_ID_# <値>
例: COND_ID_# 12
ENTRY_PORT
ピンの座標系名を指定します。
フォーマット: ENTRY_PORT <テキスト文字列>
例: ENTRY_PORT PRT_CSYS_DEF
INTERNAL_LEN
ピンの内部の長さを指定します。このパラメータは構成部品パラメータ def_internal_len をオーバーライドします。
フォーマット: INTERNAL_LEN <値>
例: INTERNAL_LEN 3
LOGICAL_NAME
導線のピンを各入力ポートにマッピングする Creo Schematics 参照ダイヤグラムの名前を定義します。
フォーマット: LOGICAL_NAME <テキスト文字列>
例: LOGICAL_NAME schem_ref_diag
PIN_ID
コネクタピンの ID を定義します。
フォーマット: PIN_ID <値>
例: PIN_ID pin_013
PIN_NAME
コネクタ内のピンの名前を定義します。
フォーマット : PIN_NAME <ピン番号> <ピン名>
ここで、<ピン名> はピンの名前を定義する文字列です。
例: PIN_NAME 1 P1
PLUG_MODEL_NAME
論理ダイヤグラムがケーブリングアセンブリと比較される場合に論理パラメータ PIN_PLUG に割り当てられる端子名を指定します。
SIGNAL_NAME
ピンのシグナル名を指定します。これは ASCII ファイルで指定可能なオプションのパラメータです。
フォーマット: SIGNAL_NAME <テキスト文字列>
例: SIGNAL_NAME sig01_pin_013
SIGNAL_VALUE
ピンのシグナル値を指定します。これは ASCII ファイルで指定可能なオプションのパラメータです。
フォーマット: SIGNAL_VALUE <テキスト文字列>
例: SIGNAL_VALUE GROUND 0V
TABLE_AUTO_ASSIGN
[オプション] 端子テーブルでは、特定のピンに対応する端子の基準を定義します。これらの基準は、各種ピンパラメータに端子の一連の値を指定することによって定義されます。パラメータ TABLE_AUTO_ASSIGN の値が TRUE の場合、端子テーブルで定義されている端子が、条件が一致するピンに自動的に接続されます。このパラメータは、構成部品のすべてのピンで有効になるように、構成部品レベルで設定できます。デフォルト値は TRUE です。
フォーマット: TABLE_AUTO_ASSIGN true/false
例: ある端子テーブルでパラメータ SIGNAL_VALUE_AUTO_ASSIGN を FALSE に設定した場合、個別のピンにこのパラメータを設定することはできません。
TERM_AUTO_ASSIGN
このパラメータは TRUE または FALSE に設定できます。デフォルト値は TRUE です。この値が TRUE に設定されている場合、端子テーブルを実行すると、ピンのパラメータ TERM_NAME が自動的に上書きされます。
フォーマット: TERM_AUTO_ASSIGN true/false
TERM_NAME
ピンに関連付けられる端子の名前を指定します。
フォーマット: TERM_NAME <テキスト文字列>
例: TERM_NAME term_pin_013
TERM_PIN_ID
ピン端子の ID を定義します。
フォーマット: TERM_PIN_ID <値>
例: TERM_PIN_ID 013
USER_DEFINED
どのユーザー定義パラメータもこのフォーマットで追加できます。
フォーマット: <パラメータ名> <値>
例: PIN_MATERIAL COPPER
構成部品のパラメータ、ピン、または入力ポートデータを編集するには
1. 「ケーブリングパラメータ」(Cabling Parameters) をクリックします。「選択」(SELECT) ダイアログボックスが開きます。
2. 修正する 1 つまたは複数のコネクタを選択して「OK」をクリックします。「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスが開きます。左側のパネルにツリーナビゲーションフォーマットで、選択したコネクタが表示されます。
3. 編集する構成部品の横にある矢印をクリックして展開します。ピンと入力ポートのパラメータが右側のパネルに表示されます。
4. 「表示アイテム」(Display For)「構成部品」(Components)「ピン」(Pins) または「入力ポート」(Entry Ports) をクリックし、関連付けられているパラメータを表示します。
5. 必要なパラメータを修正します。
6. 「適用」(Apply) をクリックし、次に「OK」をクリックします。
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