IDD にアクセスしてインポート検証に失敗したジオメトリを修復するには
1. Creo Unite でサポートされているいずれかのファイルフォーマットに属する部品モデルまたはアセンブリモデルを Creo にインポートするか、モデルを開きます。Autodesk Inventor、CATIA V4 および V5、SolidWorks、NX、Creo Elements/Direct のファイルフォーマットがサポートされています。
検証の失敗が「通知センター」(Notification Center) によって検出された場合、ステータスバーのモデル通知フラグアイコンが赤色でハイライトされます。
2. 不完全なジオメトリや問題のあるジオメトリ、あるいは部品またはアセンブリの部品構成部品のボディのソリッド化失敗が原因で検証に失敗した場合、モデルツリーでその部品モデルまたは構成部品モデルを右クリックし、 > 
「インポートしたジオメトリを修復」(Repair Imported Geometry) の順にクリックします。「Import Data Doctor」タブが開きます。
「インポートしたジオメトリを修復」(Repair Imported Geometry) の順にクリックします。「Import Data Doctor」タブが開きます。3. 問題のあるジオメトリを解決するには、Import DataDoctor (IDD) でジオメトリ修復タスクを実行します。
4. 部品モデルまたは部品構成部品のボディのソリッド化に失敗した場合、IDD の「解析」(Analyze) タブで「ジオメトリチェック」(Geometry Checks) をクリックします。「トラブルシューティング」(Troubleshooter) が開きます。
5. 「開いたキルトがあるソリッドノード」(Solid node with open quilts) 診断に赤色の点が表示されているかどうかを確認します。この診断の横に表示されている括弧内の数字は、ソリッド化に失敗したボディの数を示しています。
6. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) で「開いたキルトがあるソリッドノード」(Solid node with open quilts) 診断をクリックします。ソリッド化に失敗したボディのノードにズームインします。「トラブルシューティング」(Troubleshooter) のテキスト領域に、欠陥の説明として片側エッジがあるノードが示されます。IDD の編集ツールを使用してソリッド化の失敗を解決することが推奨されます。
7. 「トラブルシューティング」(Troubleshooter) ツリーで「開いたキルトがあるソリッドノード」(Solid node with open quilts) 診断を右クリックしてショートカットメニューの「問題ジオメトリを選択」(Select Problem Geometry) をクリックし、ソリッド化に失敗したボディが含まれているノードを選択してハイライトします。
8. IDD の > コマンドを使用して、ソリッド化に失敗したボディの片側エッジを修復します。
9. 「OK」をクリックして IDD を終了します。
10. 「インポート」(Import) タブの「OK」をクリックします。