Creo とニュートラルフォーマット間のデータ交換について

Creo とニュートラル (*.neu) フォーマットとの間でジオメトリデータと非ジオメトリデータを交換できます。ジオメトリ情報には、ファセット、データムカーブ、データム点、シェル、ソリッド、2 次元断面などがあります。

次の単一ボディ部品モデルと複数ボディ部品モデル、およびアセンブリの部品構成部品をインポートおよびエクスポートできます。

• 単一ソリッドボディまたは複数ソリッドボディから成る部品。

• キルトと単一ソリッドボディから成る部品。

• 空のボディから成る部品。

• 空のボディとソリッドボディの組み合わせから成る部品。

• 開いたキルトと閉じたキルトがあるソリッドボディから成る部品。

• 複数のボディを含む部品構成部品を持つアセンブリ。

• 複数のソリッドボディを含む交差構成部品およびフレキシブル構成部品を持つアセンブリ。

• アセンブリの異なるレベルに同じ複数ボディ部品構成部品が存在するアセンブリ。

• ATB 使用の部品および構成部品としての複数ボディが含まれている構成部品から成る部品およびアセンブリ。

インポートおよびエクスポート可能な非ジオメトリアイテムは次のとおりです。

• 以下をはじめとするアノテーション

◦ 3D 注記

◦ 表面仕上げの注記とシンボル

◦ 追加の参照が含まれているスタンドアロン注記とアノテーションフィーチャー注記

◦ 寸法

◦ 一般シンボルと溶接シンボル

◦ 幾何公差と寸法公差 (GD&T)

◦ セットデータムタグ

◦ データム位置

• 組み合わせステート

• エンジニアリングメタデータはモデルパラメータとしてエクスポートされ、部品およびアセンブリのモデルパラメータおよびエンティティパラメータとしてインポートされます。

• 部品のソリッドボディに指定されている、材料特性や名前、パラメータ、色、表示などのその他のプロパティ。

• サーフェス、エッジ、キルト、カーブ、データムフィーチャーなどのエンティティの ID。

インポートタスクとエクスポートタスクにインポート/エクスポートプロファイルを使用できます。インポートとエクスポートでは、ワーキングディレクトリ内にインポート/エクスポートログファイルが自動的に生成されます。

アノテーションのインポートとエクスポート

• 部品レベルおよびアセンブリレベルのアノテーションをグラフィック表示またはセマンティック表示として交換できます。デフォルトのグラフィック表示はポリラインで構成され、セマンティック表示は構造化された検証データで構成されています。

• アノテーションと 3D 注記は、デフォルトではポリライン表示としてインポート/エクスポートされます。TrueType テキストフォントの外形は閉ループポリラインとして交換されます。

• 幾何公差と寸法公差は次のように処理されます。

◦ ストロークポリラインまたは分解ポリラインとして交換されます。

◦ 新規作成されたアノテーションフィーチャーのアノテーション要素とシンボルとして、3D 注記とともにインポートされます。

• インポート前にアノテーションがニュートラルファイルのレイヤーに配置されていた場合、インポート後に Creo の対応するレイヤーに配置されます。

• アノテーションがニュートラルファイル内で組み合わせステートと名前付きビューに関連付けられている場合、Creo へのインポート後に対応する組み合わせステートに関連付けられます。スタンドアロンのアノテーションは、アノテーション要素としてインポートされます。

• スタンドアロン注記とアノテーションフィーチャー注記の両方で、追加の参照がニュートラルフォーマットにエクスポートされます。後からそのニュートラルファイルを再び Creo にインポートすると、インポートされた注記アノテーションにそれらの参照が関連付けられます。