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マルチモニター表示の機能強化
Creo Parametric で、さまざまなスクリーン解像度を持つ複数のモニターを使用するために、新しいコンフィギュレーションオプションが追加されました。
ユーザーインタフェースの場所: 「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) の順にクリックします。
リリース: Creo Parametric 8.0.0.0
この機能強化の利点
新しいコンフィギュレーションオプションを使用すると、さまざまな解像度の複数のモニターを使用している場合に、Creo Parametric ユーザーインタフェースの場所とスケーリングをより効果的に制御できます。
コンフィギュレーションオプション primary_monitor を使用して、Creo Parametric を起動するプライマリモニターとして扱うディスプレイの番号を設定できます。これにより、デスクトップで使用中の設定がオーバーライドされます。
たとえば、4K モニターをディスプレイ 2 としてプライマリディスプレイに追加した場合、primary_monitor2dpi_scale200 の設定により、Creo Parametric を 200% DPI スケールの 4K ディスプレイで起動することができ、読みやすくすることができます。これにより、実際のプライマリディスプレイでは、別の DPI スケールレベル (100、125、150% DPI など) で作業できるようになります。
さらに、オプション high_dpi_text_enabledyes*/no を使用して、グラフィック内のテキストラベルを DPI に従ってスケール設定するかどうかを制御したり、オプション text_height_factor70* を使用して、グラフィックウィンドウ内のテキストの高さを指定したりすることもできます。テキストの高さは、プライマリモニターのグラフィックウィンドウに描画できるテキストの行数です。ウィンドウのデフォルトのテキスト高さを計算するには、このオプションを使用します。このデフォルトのテキスト高さは、座標系やデータムなどのテキストに使用されます。
これで、同じオペレーティングシステム上で実行されている別のアプリケーションに影響を与えない最適化された DPI スケールを使用して、Creo Parametric を専用のモニターに割り当てることができます。これにより、モニターの設定やニーズに従って、Creo Parametric の設定を柔軟に最適化することができます。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
既存の機能からの置き換え?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
新規コンフィギュレーションオプション:
primary_monitor0*123、... (デフォルト値では、Creo Parametric はオペレーティングシステムの設定をオーバーライドしません)。
dpi_scale100125150200、.. .(デフォルト値では、Creo Parametric はオペレーティングシステムの設定をオーバーライドしません)。
high_dpi_text_enabledyes*/no
text_height_factor70*