被覆体の固定
電流は、接触領域および非固定領域の内外を流れることができます。隣接した被覆構成部品が固定されているか、非固定であるかは、クリアランスおよび沿面距離の解析結果に影響します。固定/非固定の構成部品についての次の図は、沿面パス上のこの影響の例を示しています。
固定構成部品
非固定構成部品
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2 つの構成部品間へのジョイントの部分指定は現在サポートされていませんが、リベットによる固定のための特別な処理があります。
構成部品を固定するには
1. 「固定構成部品のペア」(Cemented Component Pairs) で、「新しい固定を挿入」(Insert new cementation) をクリックします。「選択」(Select) ダイアログボックスが開きます。
2. グラフィックウィンドウで構成部品のペアを選択し、「選択」(Select) ダイアログボックスの「OK」をクリックします。
選択した構成部品が固定され、「固定構成部品のペア」(Cemented Component Pairs) に表示されます。
これらの構成部品間のすべてのジョイントが固定されているものと自動的に見なされます。
固定アイテムを削除するには、右クリックして「除去」(Remove) をクリックします。
構成部品の除外
構成部品を「除外構成部品」(Excluded Components) に追加することで、それらの構成部品をアセンブリから削除することなく解析から明示的に除外できます。「除外構成部品」(Excluded Components) に追加された構成部品はグラフィックウィンドウで非表示になります。構成部品を再表示するには、除外リストからそれらの構成部品を除去します。
フレキシブル被覆構成部品は除外することをお勧めします。たとえば、ケーブルが誤って 2 つの電気ネットの間にある場合、沿面とクリアランスパスが延長されることがあります。そのフレキシビリティのため、実際のアセンブリ内の正確な位置を予測することは不可能です。