材料除去をシミュレートするには
1. モデルツリーで 1 つ以上のオペレーションまたは NC シーケンスを選択し、 > > の順にクリックします。または、モデルツリーで 1 つ以上のオペレーションまたは NC シーケンスを右クリックし、「材料除去シミュレーション」(Material Removal Simulation) を選択します。「材料除去」(Material Removal) タブが開きます。
2. シミュレーションを再現するとき、「材料除去」(Material Removal) タブで以下のオプションの値のいずれかまたはすべてを設定します。
◦ 素材の表示領域を微調整するには、
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をクリックします。
「自動微調整」(Auto refinement) オプションが選択されていない場合は、このコマンドを使用して有限表示領域を微調整できます。ステータスバーに
「ワークピースモデルを微調整しています: 100%」(Refining workpiece model: 100%) と表示されると微調整は完了です。微調整プロセスを停止するには、

をクリックします。
◦ 「精度」(Precision) ボックスで、「非常に高」(Very High)、「高」(High)、「中」(Medium)、または「低」(Low) を選択します。解像度が高いほど処理時間が長くなります。
◦ 「素材の表示」(Stock Display) ボックスで、以下のいずれかの値を選択します。
▪ 「標準」(Regular) - 除去した材料および素材をそれぞれ異なる色で表示します。
▪ 「シーケンス」(Sequence) - 除去した材料とそれに対応するシーケンスをそれぞれ異なる色で表示します。
▪ 「工具」(Tool) - 除去した材料とそれに対応する工具をそれぞれ異なる色で表示します。
◦
「ツールパス」(Toolpath) ボックスで以下のチェックボックスのいずれかまたはすべてをオンにします。
▪ 「トレース」(Trace) - 工具がたどるツールパスを表示します。
▪ 「従う」(Follow) - 工具がたどったツールパスを表示します。
▪ 「工具軸」(Tool Axis) - ツールモーションの軸を表示します。
▪ 「点」(Points) - ツールパス上の点を表示します。
▪ 「すべてのシーケンス」(All Sequences) - すべてのシーケンスのツールパスを表示します。
▪ 「プログラム」(As Programmed) - Creo の「パス再現」(Play Path) ダイアログと同じようにツールパスを表示します。カッター補正と工具オフセットからの変換なしでシミュレーションツールパスが表示されます。このチェックボックスがオフになっている場合、ツールパスは工具ごとに固定の参照点を基準にして表示されます。
◦
「ツール」(Tool) ボックスで以下のチェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。
▪ 「ホルダー」(Holder) - シミュレーション中にホルダーを表示します。
▪ 「シャフト」(Shaft) - シミュレーション中にシャフトを表示します。シャフトとは、ホルダーの下、溝の上に配置される非カット部品です。
◦ 「素材要素」(Stock Elements) ボックスで以下のチェックボックスのいずれかをオンにします。
▪ 「要素を保持」(Keep Element) - 選択した素材の要素を保持し、その他すべての要素を除去します。
▪ 「要素を削除」(Delete Element) - 選択した素材の要素を除去します。
◦
「測定」(Measure) ボックスで以下のいずれかを選択します。
▪ 「点」(Point) - 素材または取付具サーフェス上の点に関する情報を表示します。
▪ 「距離」(Distance) - 素材または取付具サーフェス上の距離を測定します。素材または取付具の 2 つのサーフェスを選択して距離を測定できます。
▪ 「体積」(Volume) - 素材の体積を測定します。素材の体積はシミュレーションの前または後に測定できます。
▪ 「クリア」(Clear) - 測定ラベルを消去します。
3. 
をクリックします。
「シミュレーションを再現」(Play Simulation) ダイアログボックスが開きます。
4. 
をクリックしてシミュレーションを再現します。
5. 
をクリックしてシミュレーションをリセットし、ステップ 4 とステップ 5 を繰り返して修正したオプションの値でシミュレーションを行います。
6. 「閉じる」(Close) をクリックして「シミュレーションを再現」(Play Simulation) ダイアログボックスを閉じます。
7. 「素材」(Stock) ボックスで以下のいずれかのオプションを選択します。
◦ 「中間素材を保存」(Save In-Process Stock) - 中間素材を bin ファイルとして保存します。
◦ 「中間素材を開く」(Open In-Process Stock) - 中間素材を開くことができます。
◦ 「STL を保存」(Save STL) - シミュレートした素材を .stl フォーマットで保存します。
◦ 「製造に転送」(Transfer To Manufacturing) - モデルツリーでファセットモデルフィーチャーを作成します。
8. 
をクリックして
「材料除去」(Material Removal) タブを閉じます。