データ管理 > データ管理 > サーバーの管理 > Windchill に接続している Creo のセッションにおけるサーバーステータスの通知について
Windchill に接続している Creo のセッションにおけるサーバーステータスの通知について
複数のユーザーが同じサーバーオブジェクトにアクセスすると、CreoWindchill データベースにアクセスし、サーバーオブジェクトのステータスについてユーザーに通知します。モデルツリーの 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列のグリフまたはシンボルは、サーバーオブジェクトの現在のステータスを表します。これらのグリフは、複数ユーザー環境での互いの変更を上書きすることなく、ユーザーがサーバーオブジェクトの最新バージョンで同時に作業できるかどうかを示します。
Creo のモデルツリーの 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列にあるサーバーオブジェクトのステータスを表すグリフは、Windchill のワークスペースリストページ内のサーバーオブジェクトのステータスを表すグリフと同じです。モデルツリーの 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列には、サーバーオブジェクトの以下のステータスを示すグリフまたはシンボルが表示されます。
重要なサーバー情報 (サーバーオブジェクトの状態が古いなど)。
警告 (チェックアウトなしでオブジェクトが修正されたなど)。
サーバーと Creo のセッション情報 (サーバーオブジェクトがほかのユーザーによってチェックアウトされた、またはセッションで修正されたなど)。
* 
1 つのサーバーオブジェクトに複数のステータスがある場合、モデルツリーの 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列には、そのサーバーオブジェクトの重大度が最も高い状態を示すシンボルまたはグリフだけが表示されます。ステータスシンボルまたはグリフのツールヒントには、優先度の順に (重大度が最も高いものから順に)、そのサーバーオブジェクトのその他のステータスが表示されます。
サーバーオブジェクトのステータスによって、意図した操作の結果を判断できます。たとえば、サーバーオブジェクトが別のユーザーによってチェックアウトされていて、その変更によってサーバーへのアップロードおよびチェックインが必要な場合、 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列には、重要なサーバー情報を表すグリフが表示されます。これにより、古いステータスがクリアされるまで、オブジェクトの参照を延期することができます。チェックアウトしようとしているサーバーオブジェクトの作業版数が最新でないことを示す警告が表示された場合は、更新操作を実行して、オブジェクトの最新作業版数をワークスペースに追加できます。
Creo または Windchill で複数のユーザーが同じサーバーオブジェクトに対して作業している場合、Creo はサーバーからオブジェクトの最新ステータスを取得します。その後、モデルツリーと通知センターには、サーバーオブジェクトの現在のステータスシンボル、アクティブなステータスシンボル、および通知が表示されます。通知センターでサーバーオブジェクトのステータスに関する重要な情報と警告がレポートされます。有効でなくなったシンボルは 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列から除去され、モデルツリーのサーバーオブジェクトのステータスは最新の状態になります。
ファイルまたはサーバーオブジェクトの名前が共通のスペースで変更された場合、またはそのステータスが Windchill で変更された場合は、Creo「ファイル」(File) > 「ファイルを管理」(Manage File) > 「サーバーステータスを再表示」(Refresh Server Status) の順にクリックするか、モデルツリーでサーバーオブジェクトのステータスを右クリックしてショートカットメニューの「サーバーステータスを再表示」(Refresh Server Status) をクリックして、ファイル名の変更またはオブジェクトのステータスの変更を確認できます。 「Windchill サーバーステータス」(Windchill Server Status) 列とワークスペースのリストページでサーバーオブジェクトのステータスが同期され、一貫し、最新の状態になっている場合でも、Creo でサーバーオブジェクトのステータスを確認できます。