データ交換 > インタフェース > ファイルのインポートとエクスポート > インポートフィーチャーのソリッドおよびサーフェスとしての挿入について
インポートフィーチャーのソリッドおよびサーフェスとしての挿入について
部品を開いて「モデル」(Model) > 「データを取得」(Get Data) > 「インポート」(Import) の順にクリックすると、既存の部品に挿入するよう選択した非ネイティブ部品モデルが Creo にインポートされ、Creo でインポートフィーチャーが作成されます。この後、インポートフィーチャーをソリッドまたはサーフェスとして既存の部品モデルに挿入するか、既存の部品からソリッドジオメトリを除去するかを選択できます。
インポートフィーチャーのジオメトリをソリッドまたはサーフェスとして挿入するには、インポートされたジオメトリが少なくとも単一の閉じたキルトで構成されている必要があります。インポートフィーチャーのジオメトリをソリッドとして挿入する場合、インポートプロファイルで、「閉じたボリュームをソリッド化」(Solidify closed volumes)「はい」(Yes) に設定する必要があります。また、カーブやファセットジオメトリからサーフェスとソリッドを作成することはできないので、インポートプロファイルまたは「ファイル」(File) ダイアログボックスの「インポートタイプ」(Import type)「ジオメトリ」(Geometry) に明示的に設定する必要もあります。
既存の部品に挿入するよう選択した部品にソリッドボディが含まれている場合、「インポート」(Import) タブで次のオプションを使用して、インポートフィーチャーのジオメトリをソリッドおよびサーフェスとして既存の部品に挿入できます。
「ボディを追加」(Add Bodies) - インポートフィーチャーのソリッドボディを、新しいボディとして既存の部品に追加します。インポートフィーチャーの各ボディに対して、既存の部品内にソリッドボディが作成されます。既存の部品内に作成されるボディ構造は、ソースモデルのボディ構造と同じです。閉じたキルトのジオメトリはソリッドに寄与しません。このため、閉じたキルトに別ボディは作成されません。
「ジオメトリを追加」(Add Geometry) - インポートフィーチャー内のボディのソリッドジオメトリをマージして、マージしたジオメトリを既存の部品のデフォルトボディまたはデフォルトとして指定されているボディに追加します。追加のボディは作成されません。追加されたジオメトリにボディを作成するには、「ボディオプション」(Body Options) タブで、「新規ボディを作成」(Create new body) チェックボックスを選択する必要があります。閉じたキルトは既存の部品のデフォルトボディには寄与しません。
* 
「ジオメトリを追加」(Add Geometry) オプションはデフォルトであり、インポートフィーチャーがソリッド化に失敗した場合も使用できます。既存の部品にインポートフィーチャーを挿入するために、Import Data Doctor でキルトを修正する必要はありません。
「ジオメトリを除去」(Remove Geometry) - 既存の部品のボディからソリッドジオメトリを除去します。既存の部品のボディを選択し、選択したボディからソリッドジオメトリを除去できます。
「サーフェスを追加」(Add Surfaces) - インポートフィーチャーのサーフェスを、既存の部品に追加します。既存の部品内に追加のソリッドボディは作成されません。
* 
「ボディを追加」(Add Bodies) または 「サーフェスを追加」(Add Surfaces) を選択した場合、「インポート」(Import) タブで「ボディオプション」(Body Options) タブは使用できません。