Creo にインポートされた CATIA V5 の部品モデルとアセンブリモデルの非ジオメトリデータには、スタンドアロン部品モデルである CATPart または CATIA V5 CATProduct アセンブリの部品構成部品としてアセンブリされている CATPart の材料定義が含まれています。

複数のソリッドボディから成る CATIA V5 部品または部品構成部品を Creo にインポートした場合、CATIA V5 部品のボディに材料が指定されているかどうかに関係なく、部品レベルで指定されている材料が、インポートされた部品および構成部品のソリッドボディに直接指定されます。質量特性の計算では、部品レベルで CATIA V5 部品に指定されている材料が CATIA V5 部品のボディに指定されている材料をオーバーライドします。質量特性が間違って計算されるのを防ぐため、インポートされた部品モデルの部品レベルとボディレベルの両方で材料が指定されることはありません。

インポートされた部品のボディに指定されている材料は、インポート前の CATIA V5 ソース部品に指定されている部品レベルの材料に対応しています。複数のソリッドボディから成る CATIA V5 ソース部品に部品レベルで材料が指定されていない場合、インポートされた部品のボディに指定される材料は、CATIA V5 ソース部品の各ボディに指定されている材料に個別にマッピングされます。

CATIA V5 ソースモデルに部品レベルで材料を追加した場合、Associative Topology Bus (ATB) 更新によって、追加した材料がインポートされた部品のすべてのボディに指定され、ネイティブ CATPart で以前にまたは現在指定されているボディレベルの材料から置き換えられます。

部品レベルの材料が CATIA V5 部品モデルから除去され、CATIA V5 部品に新規または既存のボディレベルの材料が存在する場合、ATB 更新の後、ボディレベルのこれらの材料が、除去された部品レベルの材料の代わりに、インポートされた部品のボディに指定されます。

部品レベルの材料が CATIA V5 部品から除去され、ボディレベルの材料が指定されていない場合、CATIA V5 のデフォルトの密度が、インポートされた部品のボディに関連付けられます。