リスタイルは、ファセットモデルを対象にさまざまなツールを使用して、目的の形状やプロパティを持つサーフェスを作成するための直接モデリング環境です。

デザインアクティビティを単一フィーチャーに分離するために、"リスタイルフィーチャー" という概念が使用されています。リスタイルフィーチャーは、リスタイルで作成された複数のジオメトリおよび参照データから成る複合フィーチャーです。

リスタイルフィーチャー内に作成されたジオメトリはすべてリバースエンジニアリングフィーチャーの一部になります。リスタイルフィーチャーは、元のファセットフィーチャーに依存します。また、サーフェスとカーブの構築と拘束に使用されたサーフェスフィーチャーまたはカーブフィーチャーにも依存します。そのようなフィーチャーを修正する場合は、リスタイルフィーチャーも更新されます。

平面、点、座標系などの非同期データムエンティティをリスタイルで作成できます。リスタイル内で作成されたデータムエンティティはリスタイルフィーチャーの一部になります。作成されたエンティティでは作成時の参照がすべて失われるので、その定義を編集することはできません。

リスタイルフィーチャー内で作成したサーフェスとカーブの間には親子関係はありません。代わりに、サーフェス間、およびサーフェスとカーブ間のジオメトリック関係が維持されます。たとえば、サーフェスの作成時に使用したカーブを修正すると、そのサーフェスも更新されます。

リスタイルフィーチャーの後に作成したフィーチャーは、ほかのジオメトリオブジェクトと同じように、リスタイル内で作成したジオメトリエンティティを参照として使用できます。