• 数学的プロパティ

▪ 「スプライン」(Spline) - セグメントの数のみを制御できます。セグメントの数を増やすと、適合性が高く、位置拘束や正接拘束をより忠実に満たしたサーフェスを作成できます。フィレットなど、自然界の形状や拘束されたサーフェスを作成するときにこのサーフェスタイプを使用します。

▪ 「ベジエ」(Bezier) - 多項式の次数を制御します。次数を大きくすると適合性が向上します。このサーフェスタイプは、拘束されたサーフェスには適していません。サイズの大きいスムーズなサーフェスを作成するときに使用してください。

▪ 「B-スプライン」(B-spline) - 多項式の次数とセグメントの数の両方を制御します。次数を小さくしてセグメントを増やすと、スプラインサーフェスに似たサーフェスが作成されます。次数を大きくしてセグメントを減らすと、ベジエサーフェスに似たサーフェスが作成されます。

◦ 「セグメント」(Segments) - U 方向と V 方向に沿ったセグメントの数を設定します。

◦ 「度」(Degree) - U 方向と V 方向の多項式の次数を設定します。

• 制御点移動のコマンド

◦ 「移動」(Move) - 点の移動を拘束します。

▪ 「法線」(Normal) - 選択した点をそれぞれ独自のサーフェス法線に沿って移動させます。サーフェス法線は新しい点位置に対応します。

▪ 「一定垂直」(Normal Constant) - 選択した点を、ドラッグしたアクティブ点のサーフェス法線に沿って移動させます。

▪ 「元の法線」(Normal Orig) - 選択した点を元のサーフェス法線に沿って移動させます。サーフェス法線は、以前の点位置までの移動に影響されません。

▪ 「サーフェス内」(In Surface) - 選択した点を正接面と平行に移動させます。各点はそれぞれ独自の正接サーフェスに沿って移動します。

▪ 「バー方向 (Shift キー)」(Along Bar (Shift)) - 選択した点を隣接する行または列のバーに沿って移動させます。「バー方向」の動きを適用するには、「移動」(Move) ボックスに表示される方法とは関係なく、Shift キーを押しながらドラッグします。

▪ 「画面に平行 (Alt)」(In View (Alt)) - 平面内で選択した点をカレントビューと平行に移動させます。特定の平面で点を移動するには、カスタムビューを作成します。「画面に平行」の動きを適用するには、「移動」(Move) ボックスに表示される方法とは関係なく、Shift キーを押しながらドラッグします。

◦ 「フィルタ」(Filter) - アクティブ点の周りの選択した点の分布を拘束します。

◦ 「調整」(Adjust) - 選択した制御点を移動させます (アクティブ点は赤い円で囲まれています)。値を入力して、矢印を使って選択した制御点を移動します。

• サーフェスメニュー - 編集対象のサーフェスを右クリックします。セグメントの追加または除去、多項式の次数の変更、点移動のオプションやフィルタの変更、またはすべての境界のクリアを行うコマンドを選択します。

• 境界メニュー - 選択したサーフェス境界を右クリックします。既存の拘束条件の保持または変更、すべての点の選択解除、または点移動の設定の変更を行うコマンドを選択します。

• グリフメニュー - グリフを右クリックします。点移動方法の変更や、フィルタを行うコマンドを選択します。