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最適化ジオメトリの構築について
最適化検討の結果に基づいて新しいモデルを構築できます。最適化ジオメトリの構築には必ず、要素密度カットオフ値として 0.5 が使用されます。最後に生成された .pch (要素密度ポストプロセス) ファイルが使用されます。
最適化検討の結果からジオメトリを構築するとき、最適化した 1 つの構成部品のみが構築されます。アセンブリ内の元の構成部品は、最適化した構成部品に後で手動で置き換えることができます。
最適化ジオメトリを構築するには次の 2 つの方法があります。
「テサレーションモデルのみ」(Tessellated Model Only)
最適化ジオメトリがファセットフィーチャーとして構築され、最適化から除外されたジオメトリが独立ジオメトリ (ニュートラルフィーチャー) としてコピーされます。ファセットフィーチャーに対してパラメトリック機能を実行することはできませんが、基本的な編集は実行できます。
一般的に、ジオメトリが比較的単純なモデルの場合、ファセットモデルのみで十分です。
「ジオメトリ再構築」(Geometry Reconstruction)
最適化された部分がフリースタイルフィーチャーとして構築され、最適化から除外されたジオメトリが独立ジオメトリとしてコピーされます。フリースタイルフィーチャーはソリッド化されます。
この方法では完全な B-rep (境界表現) モデルが構築されます。新しく構築されたモデル内のすべてのジオメトリに対して Creo 機能を使用できます。
新しく構築されたモデルの名前のフォーマットは <元のモデル名>_optimizedXXX です。追加のモデルを作成した場合、この番号が変わります。結果から構築されている以前のモデルは新しいモデルによって上書きされません。