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付加製造オプションを設定するには
このトピックでは、付加製造オプションのページにアクセスして以下のオプションを設定する方法について説明します。
付加製造オプションへのアクセス
3D プリンタの追加と除去
プリント可能性検証パラメータの設定
スライスパラメータの設定
STL および 3MF エクスポートパラメータの設定
サポート構造のMaterialise Support Generation (Materialise SG+) パラメータへのパスの設定
付加製造オプションへのアクセス
このトピックでリストされているオプションにアクセスするには、以下の手順に従います。
1. 「ファイル」(File) > 「オプション」(Options) の順にクリックします。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスが開きます。
2. 「付加製造」(Additive Manufacturing) をクリックします。付加製造の設定ページが開きます。
3D プリンタの追加と除去
1. 新しい 3D プリンタを追加するには、「3D プリンタの設定」(3D Printer Setup) で、「3D プリンタの設定」(3D Printers Settings) をクリックします。「3D プリンタ」(3D Printers) ダイアログボックスが開きます。
2. をクリックします。「プリンタを追加」(Add Printer) ダイアログボックスが開きます。
3. インストールするプリンタの製造メーカーを選択し、「次」(Next) をクリックします。
4. 3D プリンタのインストール方法として「手動」(Manually) または「自動」(Automatically) を選択し、「次」(Next) をクリックします。
 
*注記 Stratasys プリンタを追加して自動的に接続する場合、必要な DLL を提供する GrabCAD Print を最初にインストールする必要があります。GrabCAD Print アプリケーションは https://grabcad.com/print/register からダウンロードします。
5. 3D プリンタの自動インストールと手動インストールのどちらを選択したかに応じて、追加の情報を入力します。
「自動」(Automatically)
ネットワーク IP を入力し、「次」(Next) をクリックします。
「手動」(Manually)
次の情報を入力し、「完了」(Finish) をクリックします。
「プリンタ名」(Printer Name) - プリンタの名前を入力します。
「モデル」(Model) - 3D プリンタのモデルをリストから選択します。
「テクノロジ」(Technology) - 3D プリンタのテクノロジをリストから選択します。
「トレイ寸法」 - トレイの「X」「Y」「Z」寸法を入力します。
「URL」 - プリントサービスを実行しているコンピュータまたはサーバーの IP、ポート番号、プリンタサービス名から成る 3D プリンタの完全なアドレスを次のフォーマットで入力します。
http://<computer IP>:<Port number>/<Service name>
たとえば、URL に以下のように入力します。
http://132.253.189.138:57001/PrinterService
3D プリンタサービスを実行しているコンピュータの IP アドレスは 132.253.189.138 です
ポート番号は 57001 です
サービス名は PrinterService です
「情報」(Info) - 製造メーカーの Web サイトへのリンクを入力します。
6. 特定の 3D プリンタをデフォルトのプリンタとして設定するには、そのプリンタを選択し、 をクリックします。そのプリンタの横にインジケータが表示されます。
7. 3D プリンタを除去するには、その名前を選択して をクリックします。
8. 「OK」をクリックします。「3D プリンタ」(3D Printers) ウィンドウが閉じます。
プリント可能性検証パラメータの設定
1. 「プリント可能性の検証」(Printability Validation) で、「ギャップの最小許容値」(Minimum allowed gap)「許容値」(Tolerance) を定義し、ハイライト色を選択します。グラフィックウィンドウでプリント可能性の問題がこの色でハイライトされます。
2. 「ウォールの最小厚み」(Minimum wall thickness)「許容値」(Tolerance) を定義し、ハイライト色を選択します。
スライスパラメータの設定
1. 「スライスオプション」(Slicing Options) で、「スライスパラメータ」(Slicing parameters) をクリックします。「スライスパラメータ」(Slicing Parameters) ダイアログボックスが開きます。
2. 以下のパラメータを定義します。
スライスする各レイヤーの高さを定義するには、「レイヤーの高さ」(Layer height) の横に高さを mm 単位で入力します。
スライスが開始する位置をトレイから上方向の距離として定義するには、「最小 z 値を設定」(Set min z value) の横に距離を mm 単位で入力します。
各レイヤー内でスライスが完了する垂直位置を定義するには、「スライス位置」(Slicing Location) リストで、「ベース」(Base)「中」(Mid)、または「上」(Top) を選択します。
トレイとモデルの底面サーフェスの間の空のレイヤーをすべて無視するには、「空の基本スライスを破棄」(Discard empty base slices) チェックボックスをオンにします。
CLI ファイルのファイルフォーマットを定義するには、「CLI フォーマット」(CLI format) の横で、「ASCII」または「バイナリ」(Binary) を選択します。
ソリッドジオメトリに対して 1 つの CLI ファイルを作成し、格子構造ごとに個別の CLI ファイルを作成するには、「モデルに対して複数の CLI ファイルを作成」(Create multiple CLI files for the model) チェックボックスをオンにします。CLI ファイルは、サポート構造に対しては常に個別に作成されます。
スライス中にマルチスレッド計算を使用するには、「スライスの計算に使用する CPU の数」(Number of CPUs for slicing calculation) ボックスで、計算に対して、1 (単一スレッド) から 8 までの CPU を選択します。
STL および 3MF エクスポートパラメータの設定
モデルを STL ファイルにエクスポートする際に使用する STL ファイルフォーマットを定義するには、「バイナリ」(Binary) または「ASCII」を選択します。
エクスポートした STL ファイルで負の値を使用できるようにするには、「負の値使用可能」(Allow negative values) を選択します。
エクスポートした 3MF または STL ファイルでデフォルトの弦の高さを定義するには、「定義された弦の高さの許容最小値を使用」(User defined minimum possible chord height) を選択し、弦の高さの値を入力します。
エクスポートした 3MF または STL ファイルでデフォルトの角度制御を定義するには、「ユーザー定義の許容最小角度」(User defined minimum possible angle) を選択し、角度の値を入力します。
エクスポートした 3MF または STL ファイルでデフォルトのピッチを定義するには、「ピッチ」(Step size) を選択し、ピッチの値を入力します。
テサレーション中にトレイの第 1 レベルの構成部品に構成部品のサイズに比例する弦の最大高さを使用するには、「比例の弦の高さを使用」(Use proportional chord heights) を選択します。
テサレーション中にトレイの第 1 レベルの構成部品の構成部品のサイズに比例する最大ピッチを使用するには、「比例のピッチを使用」(Use proportional step sizes) を選択します。
3MF 格子拡張子を使用して、エクスポートした 3MF ファイルに格子の定義を保存するには、「3MF 格子拡張子を使用」(Use 3MF lattice extension) チェックボックスをオンにします。格子拡張子は以下にのみ使用できます。
円形 2 次元断面を持つビーム格子
格子の簡略表示
Materialise Support Generation (Materialise SG+) パラメータへのパスの設定
サポート構造の Materialise SG+ パラメータへのパスを設定するには、「その他」(Miscellaneous) で、「Materialise の SG+ パラメータを含むディレクトリへのパス」(Path to directory that contains Materialise's SG+ parameters) の横の「ブラウズ」(Browse) をクリックし、パラメータを保存するディレクトリをブラウズします。