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スプールの作成
スプールは、ワイヤ、ケーブル、被覆、または一部のコスメティック要素のパラメータを定義します。ケーブリングではスプール情報に基づいて 3D グラフィック表示の作成と再生が行われます。
ルーティングを行う前に、使用可能なスプールがあることを確認してください。「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスを使用してスプールの作成と修正を行います。ルーティングを行った後のスプールパラメータの更新は、再生後に 3D グラフィックモデルで反映されます。
スプールパラメータ
次の表にはすべてのシステムスプールパラメータがリストされています。この表には、各タイプのスプールに必須のパラメータ、オプションのパラメータ、推奨されるパラメータもリストされています。特定の要件を定義するユーザー定義パラメータも追加できます。
R = 必須
O = オプション
RD = 推奨
パラメータ
説明
ワイヤ
ケーブル
ケーブル導線
被覆
「コスメティック」(Cosmetic)
マーカー
留め具
NAME
スプールの名前。
R
R
R
TYPE
スプールのタイプ。
WIRE
PREFAB
SHEATH
MARKER
SHEATH_TYPE
このスプールの被覆のタイプを指定します。有効な値は TAPE、TUBE、SHRINK です。
R
PN
お客様 (ユーザー) の部品番号
R
R
R
R
R
R
R
MANUFACTURER
サプライヤの名前。
R
R
R
R
R
R
R
MANUFACTURER_PN
製造メーカーが発行する部品番号。
R
R
R
R
MIN_BEND_RADIUS
ケーブルまたは被覆をルーティングする際の最小ベンド半径を設定します。
ケーブルスプールパラメータ DEFINE および ENDDEF とともに使用して導線を定義した場合、このパラメータの値は DEFAULT_COND_BEND_RAD パラメータの値をオーバーライドします。
R
R
O
O
THICKNESS
ケーブルのタイプが WIRE または ROUND の場合はケーブルの直径、FLAT の場合はケーブルの厚み。
この値は、位置を配置する際にケーブルの中心線をサーフェスからオフセットするときに使用します。
ケーブルスプールパラメータ DEFINE および ENDDEF とともに使用して導線を定義した場合、このパラメータの値は DEFAULT_COND_THICKNESS パラメータの値をオーバーライドします。
R
R
O
UNITS
スプールの厚みの単位を設定します (例: ミリメートル、フィート、インチ)。
R
R
R
R
NUM_CONDUCTORS
ケーブル内の導線の総数。
R
COLOR
ケーブルや被覆のカラーを設定します。このパラメータの値は外観マネージャ内の色の名前にマッピングされている必要があります。
RD
RD
RD
RD
DENSITY
線密度 (質量/単位長)。ワイヤ、ケーブル、被覆にはパラメータ MASS_UNITS と UNITS も指定する必要があります。
パラメータ MASS_UNITS と UNITS を使用しない場合、パラメータ DENSITY の値のデフォルト単位がアセンブリから取得されます。
RD
RD
RD
RD
MASS_UNITS
質量の単位 (オンス、ポンド、キログラムなど)。パラメータ DENSITY を使用する場合にこのパラメータを指定します。
RD
RD
RD
RD
OUTER_DIAMETER
チューブ被覆の外径を指定します。使用する単位は UNITS パラメータで指定します。
R
PRESHRINK_INNER_DIAMETER
収縮被覆の収縮前の直径を指定します。この値は内径のみを指定し、収縮被覆自体とその内側のワイヤ、ケーブル、バンドル間の干渉チェックに使用されます。被覆の厚みはパラメータ WALL_THICKNESS によって指定されます。値を 0 (デフォルト) に設定すると、干渉チェックは行われません。
R
SHEATH_TYPE
このスプールの被覆のタイプを指定します。有効な値は TAPE、TUBE、SHRINK です。
R
WALL_THICKNESS
被覆の厚みを指定します。使用する単位は UNITS パラメータで指定します。
R
オプションのパラメータ
DEFAULT_COND_BEND_RAD
ケーブル内のすべての導線のデフォルトの最小ベンド半径を設定します。導線の定義で MIN_BEND_RADIUS スプールパラメータの値を指定することで、このパラメータの値をオーバーライドできます。
O
DEFAULT_COND_THICKNESS
ケーブル内のすべての導線のデフォルトの厚みを設定します。導線の定義で THICKNESS スプールパラメータの値を指定することで、このパラメータの値をオーバーライドできます。
O
COLOR_CODE
色のコードを設定します
O
O
O
O
INSUL_TYPE
被覆タイプを表します (fiber、teflon、tefzel など)。
O
O
O
LINEAR_RESISTANCE
スプールの線形抵抗を設定します。
O
O
LINESTYLE
ケーブルまたは被覆スプールの線種を変更します。被覆スプールに対してこのパラメータを設定する場合、バンドルに割り当てられている線種がこのパラメータの値よりも優先されます。次の線種を指定できます。SOLID FONT (デフォルト)、DOTFONT、CTRLFONT、PHANTOMFONT、DASHFONT、CTRLFONT_S_L、CTRLFONT_L_L、CTRLFONT_S_S
O
O
O
OUTER_SHIELD_LINEAR_RESISTANCE
ワイヤのアウターシールドの直線抵抗を指定します。
O
SHIELD_TYPE
ケーブルのシールドタイプを指定するテキスト文字列。
O
SHIELD_LINEAR_RESISTANCE
ワイヤのシールドの直線抵抗を指定します。
O
CABLE_JACKET_REPORT_NAME
デフォルト値 DEFAULT を使用すると、レポートテーブルのケーブル名が表示されます。その他の値に設定すると、プレーンテキストと解釈されます。たとえば、&cable_name と指定されていても特別な意味は持ちません。
O
CABLE_SHIELD_REPORT_NAME
シールドケーブルのケーブルシンボル名として使用します。
O
LIN_CAP_TO_ITEM
アイテム間の直線電気容量を指定します。
O
LIN_CAP_ITEM_TO_SHIELD
アイテムとシールド間の直線電気容量を指定します。
O
LIN_CAP_ASSEM_ITEM_TO_SHIELD
アセンブリアイテムとシールド間の直線電気容量を指定します。
O
OUTER_SHIELD_THICKNESS
ワイヤのアウターシールドの厚みを指定します。
O
WIRE_CONSTRUCTION
ワイヤの構成を示すテキスト文字列 (solid、stranded など)。
WIRE_GAUGE
ワイヤゲージを指定する文字列。
O
O
WIDTH
テープ被覆のテープの幅を指定します。
リボンケーブルのみ
スプールの作成
次の手順に従ってスプールを作成します。
1. 「スプール」(Spools) ドロップダウンリストから 「スプールを作成」(Create Spool) を選択します。「スプールを作成」(Create Spool) ダイアログボックスが開きます。
2. 「スプールを作成」(Create Spool) ダイアログボックスで、以下を実行します。
スプールタイプを選択します。
「ファイル名」(File name)「共通名」(Common name) を入力します。スプール名は一意でなければなりません。
「作成」(Create) をクリックしてカレントセッションでスプールを作成するか、「作成および追加」(Create & Add) をクリックすることでスプールを作成してハーネスに追加します。
3. 「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスを使用してパラメータを追加または修正してから、「適用」(Apply) をクリックします。
4. デフォルトでは使用できないパラメータを追加するには、「ビュー」(View) > 「列」(Columns) の順にクリックします。「モデルツリー列」(Model Tree Columns) ダイアログボックスが開きます。
a. 「非表示」(Not Displayed) で、表示するパラメータを選択します。ユーザー定義のパラメータを追加する場合、パラメータの名前を「名前」(Name) ボックスに入力します。
b. をクリックして「表示」(Displayed) リストにパラメータを追加します。
c. 「OK」をクリックすると、選択したパラメータが「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスに追加されます。
5. 「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスの「OK」をクリックします。新しいスプールが作成されます。
* 
トップレベルアセンブリ設計を保存すると、ワーキングディレクトリ内のすべてのスプールが保存されます。
「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスの「保存」(Save) をクリックし、保存場所を選択してください。
すべてのスプールファイルが拡張子 *.prt 付きで保存されます。
Spools Library 内のスプールパラメータの表示のカスタマイズ
Spools Library では、.lst ファイルを使用したパラメータの表示がサポートされています。Spools Library ディレクトリで spool_index.lst ファイルを作成または編集することで、表示するパラメータとその順序を定義できます。このファイルは、自動的にワーキングディレクトリに作成されるか、コンフィギュレーションオプション pro_spool_dir が設定されている場合は Spool ディレクトリに作成されます。
この機能強化により、ユーザビリティが向上しており、スプールデータの表示をより的確に制御できます。
スプールライブラリ内のパラメータの表示をカスタマイズするには、以下を行います。
1. spool_index.lst ファイルをテキストエディタで開きます。
2. パラメータ名を追加または順序変更するには、2 行目を編集します。ただし、最初の 3 つ (NAMETYPESHEATH_TYPE) を除きます。これらは必須であり、除去したり順序変更したりできません。
3. ファイルを保存し、Spool ディレクトリを再表示します。
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