Creo Simulate Structure モードへの荷重の転送について
Mechanism Design のライセンスがある場合、Creo Simulate において動解析を実行した後、Mechanism Dynamics Structure モードで荷重として使用できるよう、剛体に関して計算された反力およびモーメントを転送できます。Creo Simulate に荷重を転送するには、セッション中解析、剛体、剛体に関連付けられる荷重、および解析において荷重の評価を行う時間を指定する必要があります。また、荷重を保存するための、剛体が格納される部品、サブアセンブリ、またはトップレベルアセンブリを選択する必要もあります。荷重は、Creo Simulate Structure モードの同じモデルに対して適用可能な荷重セットに保存されます。
Creo Simulate に荷重を転送するには、以下の操作を行います。
• Mechanism Design で解析を実行するか、保存されている解析を回復する。使用できるのは動解析、フォースバランス解析、静解析です。
• 荷重セットをエクスポートする方法を定義する
• Mechanism Design で構成部品ファイルを保存する。
• 結果を Creo Simulate Structure モードの荷重セットとしてインポートする。
Creo Simulate Structure モードへの転送には以下の荷重が含まれます。
• カム、スロット、歯車、サーボモーター、およびジョイントの反力
• フォースモーター、ばね、およびダンパーの荷重
• ロードセルロック荷重
• 重力荷重
• 慣性荷重
• 外部フォースおよびトルク
> の順にクリックすると、「荷重エクスポート」(Load Export) ダイアログボックスが開きます (使用可能な結果セットがある場合)。「荷重エクスポート」(Load Export) ダイアログボックスで、Mechanism Design 荷重セットの作成に使用する結果セット、解析時間、および構成要素を指定します。
転送された荷重を使用するには、 > の順にクリックして Creo Simulate Structure モードを開きます。 > の順にクリックします。荷重セットの名前は MechanismLoadSetx となります。x の部分は数字です。
Creo Simulate Structure モードへの荷重のインポートについては、ヘルプセンターを参照してください。