線形等方性材料 - Creo Ansys Simulation
「材料定義」(Material Definition) の「構造」(Structural) タブで「応力歪み」(Stress-Strain) タイプとして「線形」(Linear) を選択し、「特性」(Properties) エリアで次の特性の値を指定します。
• ポアソン比(Poisson's Ratio) - ポアソン比関数の名前または -0.9999 から 0.4999 の値を入力します。デフォルトは 0.3 です。
• ヤング率(Young's Modulus) - 正の値を入力します。あるいはヤング率が温度によって変わる場合は、この特性のヤング率関数の名前を入力します。
• 熱膨張係数(Coeff. of Thermal Expansion) - この特性はオプションですが、モデルに熱荷重を加える場合は値を入力する必要があります。
どのタイプの面内等方性材料にも、次の「材料限度」(Material Limits) を指定できます。
次の材料特性を指定することもできます。
「Thermal」タブを選択すると、次の特性が表示されます。
寸法が定義されているフィールドには独自の単位を使用できます。単位を変更すると、入力した値がそれに合わせてスケーリングされます。
これらの特性はいずれも温度の関数として定義するか、またパラメータ値を割り当てて特性を定義できます。値を入力するか、右クリックして「関数」(Function) を選択し、必要に応じて関数を定義するかパラメータを指定できます。