アノテーションフィーチャーの操作について
アノテーションフィーチャーではジオメトリは作成されないので、ほかのフィーチャーのように画面上で選択できません。アノテーションフィーチャーを選択するには、モデルツリーからの選択が唯一の方法です。したがって、アノテーションフィーチャーがモデルツリーに表示されていることが非常に重要です。
部品モードでは、ほかのタイプのフィーチャーと同様に、アノテーションフィーチャーがモデルツリーにデフォルトで表示されます。アセンブリモードでは、アノテーションフィーチャーはデフォルトでは表示されません。コンフィギュレーションオプション mdl_tree_cfg_file を使用するか、またはモデルツリーにアノテーションを表示する手順に従います。
アノテーションフィーチャーを操作する場合は、アノテーション要素と個々のアノテーションもモデルツリーに表示すると有効です。アノテーションをモデルツリーに表示すると、次の操作ができます。
アノテーションフィーチャー名を展開して、その下に含まれるすべてのアノテーション要素を表示できます。この結果、アノテーションフィーチャーの構造の確認やアノテーション要素の修正が簡単になります。
アノテーションフィーチャーに含まれないすべての独立したアノテーションアイテム (シンボル、参照寸法など) は、ツリーの先頭の部品またはアセンブリ名の真下に表示されます。注記はその親 (アセンブリ、部品、またはフィーチャー) の下に表示されます。この結果、独立しているアノテーションアイテムを簡単に確認できます。アノテーションアイテムがアノテーションフィーチャーに取り込まれると、そのアノテーションアイテムはアノテーション要素によって消費され、モデルツリーには個別に表示されなくなります。
モデルツリーでアノテーションフィーチャーの表示を適切に設定すると、ほかの Creo Parametric フィーチャーと同様に、定義または参照の編集、抑制、レジューム、削除などの操作ができます。この項のトピックでは、アノテーションフィーチャーを操作する特定の方法について説明しています。
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