プロセスマネージャの機能はプロセステーブルに基づいています。プロセステーブルには、ワークセル、オペレーション、取付具設定、ツーリング、NC シーケンスなどの製造プロセスオブジェクトがすべてリストされます。プロセステーブルにリストされている NC シーケンスをステップと呼びます。

プロセステーブルでは、新しい製造オブジェクトを作成したり、既存の製造オブジェクトのプロパティを修正したりできます。プロセステーブルで新しいミリングステップや穴あけ加工ステップを直接作成できます。プロセスマネージャ以外で作成されたその他のタイプのステップも、プロセステーブルにリストされます。このようなステップに対しても、ほかのステップと同様に、順序変更や複製などの操作を行えます。そのようなステップを編集する場合、NC シーケンスを再定義するときの標準の Creo NC ユーザーインタフェースが呼び出されます。

既存のミリングステップや穴あけ加工ステップに基づいて製造テンプレートを定義してから、それらのテンプレートを使用して各種モデルに製造ステップを作成することもできます。

参照部品にアノテーションとして製造テンプレートを追加できます。この方法により、製造モデルに参照部品を取り込むときに、アノテーションを製造プロセスに自動的に抽出して、ツーリング、パラメータ、ジオメトリ参照を含む必要なステップを作成できます。