例: リピート領域の "If exists ()" 構文
"If exists" 構文の使用例を次に示します。
次の構造を持つ ASM001 アセンブリの図面にリピート領域を作成します。
• Part PRT001 には、値 over ridden name を持つパラメータ overridename が含まれています。
• 部品 PRT002 にはパラメータが含まれていません。
いずれかの部品に overridename パラメータ名がある場合にはこのパラメータ名の値をリピート領域に表示し、overridename パラメータ名のない部品については asm_mbr_name からの値を表示する場合、次の操作を行います。
◦ rpt.index - インデックスが表示されます。
◦ asm.mbr.name - 部品の名前が表示されます。
◦ rpt.rel.user_defined - ユーザー定義のパラメータ名 bomname が入力されます。これは、リピート領域レベルのユーザー定義パラメータです。このパラメータを部品に含める必要はありません。
2. ローカルパラメータを作成します。 > の順にクリックします。「メニューマネージャ」(Menu Manager) の「テーブル領域」(TBL REGIONS) で「リレーション」(Relations) をクリックし、テキストを含む任意のセルをクリックします。「リレーション」(Relations) ダイアログボックスが表示されます。「リレーション」(Relations) ダイアログボックスで、ローカルパラメータ asm_mbr_overridename を追加します。「OK」をクリックします。
| リレーションを定義する前に、このパラメータを追加する必要があります。 |
3. if exists を使用してリレーションを作成します。「メニューマネージャ」(Menu Manager) の「テーブル領域」(TBL REGIONS) で「リレーション」(Relations) を再びクリックし、次のようにリレーションを入力してリレーションを確認します。
bomname = asm_mbr_name
if exists ("asm_mbr_overridename")
bomname = asm_mbr_overridename
endif
4. テーブルを更新します。「メニューマネージャ」(Menu Manager) の「テーブル領域」(TBL REGIONS) で「テーブル更新」(Update Tables) をクリックしてリピート領域テーブルを更新します。更新されたレポートテーブルは以下のようになります。