一般輪郭公差の機能強化
Creo Parametric 10.0.0.0
ユーザーインタフェースの場所: GD&T Advisor リボン。
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説明
Creo でセマンティック情報を含む一般輪郭公差 (GPT) を使用できるようになりました。
これまでは、GPT は単純注記として表され、そのプロパティはパラメータによって反映されませんでした。
GD&T Advisor で作成された GPT は幾何公差アノテーションタイプとして表示されるようになりました。つまり、アノテーションのプロパティもすべてそのパラメータに伝達されます。
これまでは、一般輪郭公差に関連付けられているすべてのモデルサーフェスを色付けできました。しかし、実際のモデルサーフェスはセマンティック参照としてアノテーションに追加されませんでした。
さらに、GPT はモデルの関連サーフェスに関連付けられるようになりました。つまり、ほかの GD&T アノテーションで別に指定されていないモデルサーフェスは、セマンティック参照として一般輪郭公差に追加されます。
一般輪郭公差に関連付けられているセマンティック参照は、GD&T Advisor アプリケーションがアクティブであれば、モデルの変更ごとに自動的に更新されます。GD&T Advisor が実行されていない場合、この機能はサポートされません。一般輪郭公差に関連付けられている参照を更新するには、GD&T Advisor をアクティブ化してアノテーションを検証します。これにより、一般輪郭公差 (GPT) のセマンティック参照が自動的に更新されます。
自動更新は、GDTAAppOptions.xml の Auto-update_Gen_Prof_Refs オプションが "yes" (デフォルト設定) に設定されている場合に有効になります。このオプションが "no" に設定されている場合、「操作」(Operations) -> 「一般輪郭交差の参照を更新」(Update General Profile References) の順にクリックして参照を更新します。
利点
この機能強化により、GPT にはモデルの関連するすべてのセマンティック参照が含まれるようになりました。これにより、モデルの実際のモデルベース定義 (MBD) 状態を伝達して下流で使用できます。
追加情報
ヒント:
なし。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
これは、既存の機能からの置き換えですか?
いいえ。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
非常に大きなモデルの場合、セマンティック参照の更新に時間がかかる場合があります。これを回避するには、GDTAAppOptions.xml に新しく追加されたタグ Auto-update_Gen_Prof_Refs を使用して、GPT へのセマンティック参照の自動更新を制御できます。
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