Creo Parametric 10.0.1.0

ユーザーインタフェースの場所:

特殊な「積層断面」(Laminate Section) コマンドを使用して、複合材設計の内部を調べ、積層ツリーからの色分けを実際の断面と相互に関連付ける積層ツリー情報に基づいてレイアップを視覚化できるようになりました。スケーリングオプションを使用して、過度のズームを回避し、積層設計を構成する非常に薄いプライをより的確に確認できます。

「ドロップオフ」(Drop-off) コマンドを使用してデフォルトのドロップオフ値を定義して、積層断面の基礎プライのコンター上でのプライとコアの全体的なドロップオフの動作を制御することで、レイアップ時の材料の分布を把握しやすくなります。

「カラーマッピング」(Color Mapping) コマンドを使用して、システムによって割り当てられているプライの色分けを変更できます。

この機能強化は、Creo で複合材レイアップを設計し、特定の場所または断面でレイアップを視覚化するときに便利です。これらの機能強化により、積層リスト情報に基づいて内部プライの詳細な相互関係と重なりを視覚化し、断面をドラッグすることで動的に更新できます。レイアップ方向にプライジオメトリを拡大して表示をわかりやすくすることもできます。