「プロセスガイド」での拘束の管理
「プロセスガイド」(Process Guide) ダイアログボックスを使って拘束条件を作成する場合に、
「拘束マネージャ」(Constraints Manager) ダイアログボックスを使用できます。このダイアログボックスは、
「プロセスガイド」(Process Guide) ダイアログボックスからのみ開くことができます。
「拘束マネージャ」(Constraints Manager) ダイアログボックスは、
プロセステンプレートに拘束条件を定義するときに、タイプが指定されていない場合にのみ利用できます。
「拘束マネージャ」(Constraints Manager) ダイアログボックスを使用して、モデルの拘束条件を 1 つ以上作成し、そのデータをアクティブな
プロセスガイドセッションに保存できます。
このダイアログボックスのアイテムは以下のとおりです。
• 「カレント拘束条件セット」(Current Constraint Set) - モデル内の既存の拘束条件セットが表示されます (拘束条件セットは拘束条件の集まりです)。矢印をクリックして、モデルにすでに関連付けられている拘束条件セットのリストを表示します。
「新規」(New) をクリックすると、「拘束条件セット定義」(Constraint Set Definition) ダイアログボックスが表示されます。ここで名前と説明を指定して、新しい拘束条件セットを作成できます。
• 「カレントセットの拘束条件」(Constraints in Current Set) - 「カレント拘束条件セット」(Current Constraint Set) オプションで選択した拘束条件セットを形成する拘束条件がすべて表示されます。新規の拘束条件を追加したり、カレント拘束条件セット内の既存の拘束条件を修正したりできます。
新しい構造拘束条件や対称拘束条件を既存の拘束条件セットに追加するには、以下を使用します。
◦ 「変位拘束条件を作成」(Create a Displacement Constraint) -
「拘束条件」(Ball Constraint) ダイアログボックスが開きます。モデルに関する直線移動と回転移動の自由度を指定できます。
◦ 「平面拘束条件を作成」(Create a Planar Constraint) -
「平面拘束条件」(Planar Constraint) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、平面上での動きは完全に許可されますが、平面から出る変位は拘束する拘束条件を作成できます。
◦ 「ピン拘束条件を作成」(Create a Pin Constraint) -
「ピン拘束条件」(Pin Constraint) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、3D モデルの円柱サーフェスの直線移動または回転を制御できます。
◦ 「ボール拘束条件を作成」(Create a Ball Constraint) -
「ボール拘束条件」(Ball Constraint) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、球サーフェスへの拘束条件を作成できます。この拘束条件は自由回転時にも直線移動が固定されるボールジョイントによって表されます。
拘束条件を作成した後、利用可能な拘束条件リストで既存の拘束条件を選択し、 > ボタンや > ボタンを使用することで適宜、拘束条件を編集したり削除したりできます。選択した拘束条件は、編集されるか、「カレント拘束条件セット」(Current Constraint Set) から削除されます。