ソリッドボディを含むインポートされたフィーチャーの再定義について
部品とアセンブリモデルを
Creo にインポートするか、インポートされた部品モデルを既存の部品に挿入した後で、部品モデルのボディおよびアセンブリの部品構成部品内にある子フィーチャーのインポートされたフィーチャーを含む、インポートされたフィーチャーを再定義できます。インポートされたフィーチャーの再定義によって、ソリッドボディに含まれるジオメトリを要件に合わせてリセットするには、モデルツリーまたはグラフィックウィンドウでインポートフィーチャーを選択し、 > > の順にクリックするか、
をクリックします。
「インポート」(Import) タブで次のオプションをクリックすると、非ソリッドのキルトなどのインポートフィーチャーとデータムフィーチャーの追加ジオメトリを変更することなく、ソリッドボディに含まれるソリッドジオメトリおよびサーフェスをリセットできます。
• 「ボディを追加」(Add Bodies) - 次のように、インポートフィーチャーのボディ構造をリセットします。
◦ インポートフィーチャーのボディに対応するソリッドボディが作成され、部品に追加されます。
◦ インポートフィーチャーのキルトが閉じておらず、ソリッド化に失敗する場合、空のボディが作成されます。
「インポート」(Import) タブで
「Import Data Doctor」をクリックして、Import DataDoctor (IDD) でキルトを修復し、閉じることができます。これにより、閉じたキルトのソリッドジオメトリが自動的に空のボディに設定されます。
◦ 「ボディオプション」(Body Options) タブは、「インポート」(Import) タブで使用できません。
• 「ジオメトリを追加」(Add Geometry) - 次のとおりに、インポートフィーチャーを再定義します。
◦ インポートフィーチャーのすべてのボディのソリッドジオメトリがマージされ、部品のデフォルトボディまたはデフォルトとして指定されているボディに含まれます。
◦ 「ボディオプション」(Body Options) タブを「インポート」(Import) タブで使用でき、「新規ボディを作成」(Create new body) チェックボックスをオンにして追加ジオメトリを含む新規ボディを作成できます。
◦ 「新規ボディを作成」(Create new body) チェックボックスをオンにした場合、新規ボディが作成されます。部品のデフォルトボディに追加された、すべてのボディのマージされたソリッドジオメトリは、デフォルトボディから除去され、この新規作成されたボディに追加されます。
◦ 閉じたキルトのジオメトリは、部品のデフォルトボディには寄与しません。
• 「ジオメトリを除去」(Remove Geometry) - このオプションは暗色表示されています。
• 「サーフェスを追加」(Add Surfaces) - 次のとおりに、インポートフィーチャーとそのソリッドジオメトリを再定義します。
◦ インポートフィーチャーのボディのソリッドジオメトリを、ソリッド化されていないキルトとして使用できます。
◦ 「ボディオプション」(Body Options) タブは、「インポート」(Import) タブで使用できません。
「インポート」(Import) タブで
「ボディを追加」(Add Bodies) または
「ジオメトリを追加」(Add Geometry) のどちらを選択しても、次のとおりに、ソリッドボディを含むインポートされたフィーチャーを抑制、レジューム、または削除できます。
• インポートされたフィーチャーを抑制すると、部品の新しく追加されたボディまたはデフォルトボディのソリッドジオメトリが抑制されます。インポートされたフィーチャーのデータムジオメトリとキルトも抑制されます。
• 抑制されているインポートされたフィーチャーをレジュームすると、追加されたボディまたはデフォルトボディのソリッドジオメトリが回復します。抑制されているインポートされたフィーチャーのデータムジオメトリとキルトも回復します。
• インポートされたフィーチャーを削除すると、部品の追加されたボディまたはデフォルトボディのソリッドジオメトリが削除されます。インポートされたフィーチャーのデータムジオメトリとキルトも削除されます。
インポートされたフィーチャーを削除または抑制した場合、ボディのソリッドジオメトリが削除または抑制されるだけで、ボディ構造は削除または抑制されません。ただし、寄与ジオメトリとソリッドフィーチャーがない場合にはボディ構造は空になることがあります。