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ANSYS
ANSYS 出力ファイルに書き込むと、ASCII フォーマットで filename.ans というファイル名の PREP7 ファイルが作成されます。
コンフィギュレーションオプション fem_which_ansys_solver を使用して、次のいずれの ANSYS ソルバーを使用するかを指定します。
SPARSE (デフォルト)
ICCG
AUTO
frontal
iterative
POWERSOLVER
次の表は、さまざまなメッシュタイプおよびモデル化に関して、ANSYS 出力ファイルに書き込まれるメッシュ要素を一覧表示したものです。
Structural
Thermal
シェル
線形 - SHELL181
2 次 - SHELL281
線形 - SHELL131
テーパシェルの場合、厚みは SECFUNCTION コマンドと SECTYPE コマンドを使用して出力されます。
四面体ソリッド
SOLID187
線形 - SOLID70
2 次 - SOLID87
ビーム
BEAM44
LINK33
トラス
LINK8
LINK33
単純ばね
COMBIN14
-
アドバンスばね
MATRIX27
-
質量
MASS21
-
剛体リンク
CERIGa
-
ウェイトリンク
RBE3a
-
ギャップ
COMBIN40
-
接触
線形 - TARGE170、CONTA173b
2 次 - TARGE170、CONTA174
-
熱抵抗
-
COMBIN40
スポット溶接
BEAM44
LINK33
a - CERIG と RBE3 は拘束方程式
b - 線形要素の面の接触はシェルサーフェスでのみサポートされています。
ギャップの場合、ギャップの値は「ギャップ」(Gap) に、ノーマル剛性は K2 になります。ANSYS では、接触とアドバンスばねでのみ、ゼロ長モデル化がサポートされています。ゼロ長モデル化には長さがありません。たとえば、サーフェス上の点とサーフェスとの間のモデル化は、ゼロ長モデル化です。
Creo Simulate によって要素セクションの直前に SHPP,OFF カードが追加され、要素セクションの直後に SHPP,ON カードと CHECK カードが追加されます。これらのカードを追加することで、要素の読み込み段階では ANSYS 要素の形状チェックが行われず、読み込みが終了すると一度に実行されます。
コンフィギュレーションオプション sim_check_jacobian_cornersno に設定されている場合、Creo Simulate で 2 次要素を出力する際に、要素セクションの前に SHPP,LSTET,ON カードが追加されます。これによって、四面体要素のコーナー節点でヤコビ比率をチェックするという ANSYS のデフォルトがオーバーライドされます。積分点でのみヤコビ比率がチェックされます。sim_check_jacobian_cornersyes に設定されている場合、このカードは ANSYS 出力ファイルに追加されません。この場合、両方のコーナー節点と積分点でヤコビ比率がチェックされます。