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Creo Distributed Batch から Creo ModelCHECK を実行するには
Creo ModelCHECKCreo Distributed Batch から実行するオペレーションとして選択できます。
1. 環境変数 MC_BATCH_REPORT_DIRCreo ModelCHECK レポートファイルを書き込むディレクトリに設定します。
 
*注記 環境変数 MC_BATCH_REPORT_DIR を指定することで、Creo Distributed Batch は処理された CAD ファイルとは異なる場所に結果ファイルを書き込むことができます。環境変数 MC_BATCH_REPORT_DIR を設定しなかった場合や指定したディレクトリに書き込みアクセス許可がない場合には、Creo Distributed Batch は結果ファイルを Creo ModelCHECK タスクグループに指定した出力ディレクトリに書き込みます。この場所に書き込めない場合、Creo Distributed BatchCreo Distributed Batch のワーキングディレクトリに結果ファイルを書き込みます。
2. Creo Distributed Batch クライアントを起動します。Creo Distributed BatchCreo Parametric とともにインストールされている場合、「スタート」(Start) > 「すべてのプログラム」(All Programs) > 「PTC」 > 「Creo Parametric」 > 「Creo Distributed Batch」ショートカットを使用して Creo Distributed Batch クライアントを起動できます。開始ファイルは <Creo Parametric loadpoint>\bin\ptcdbatch.bat にあります。
3. 「ツール」(Tools) > 「サーバーレジストリ」(Server Registry) の順にクリックして Windchill サーバーを登録し、Windchill データベースに対して Creo ModelCHECK バッチタスクを実行します。
4. 「処理」(Actions) > 「新規タスクグループ」(New Task Group) > 「ModelCHECK」 > 「OK」の順にクリックして Creo ModelCHECK タスクグループを新規作成します。
5. 以下の方法によってオブジェクトを選択します。
をクリックして、ファイルをタスクに含めます。ローカルディスク上、ワークスペース、またはコモンスペースでファイルをブラウズします。
をクリックして、タスクオブジェクトを再帰的にサーチし、選択したタスクグループに追加します。
Windows エクスプローラを使用して、ローカルディスク上のファイルを Creo Distributed Batch にドラッグアンドドロップします。
6. 以下の方法によってコンフィギュレーションファイルを選択します。
Creo ModelCHECK で使用する関連 config.pro ファイルを追加します。
config_init.mccondition.mccstart.mcschecks.mchgroups.mcgconstants.mcnstatus.mcqregen.mcrtext.txt などの各 Creo ModelCHECK コンフィギュレーションファイルを追加します。
7. 以下の方法によって、処理されたファイルの出力先を選択します。
ローカルディスク上のファイルの場合、使用可能な任意のオプションを使用します。
Windchill 内のファイルの場合、「ソースオブジェクト位置と同じ」(Same as Source Object Location) をクリックし、コモンスペースからファイルを読み込んで再びコモンスペースにチェックインするか、ワークスペースからファイルを読み込んでワークスペースに保存します。
Creo Distributed Batch API と Creo Parametric TOOLKIT を使用して、ディスクからファイルを読み込んでワークスペースに保存するか、ワークスペースからファイルを読み込んでコモンスペースにチェックインするカスタムタスクを記述できます。
その他の使用可能なオプションを確認し、Windchill からディスクにファイルをエクスポートする際のディレクトリを指定します。
ファイルを CAD ドキュメントとして Windchill に再び保存するには、「Windchill ソースファイルのプライマリコンテンツとして保存」(Save as Primary Content for Windchill source files) をオンにします。このチェックボックスをオンにしていない場合、ファイルはセカンダリコンテンツとして保存されます。
8. タスクグループをディスクに保存します。作成された *.dxc ファイルをクライアントに再読み込みすることで、このタスクの将来の設定作業を短縮できます。通常は、プロセスにコンポーネントを追加する前に、出力場所とコンフィギュレーションファイルを設定し、*.dxc ファイルを保存します。
9. 「処理」(Action) > 「選択グループを開始」(Start Selected Group) の順にクリックしてタスクグループを開始し、バッチプロセスを実行します。
スタンドアロン環境では、Creo Parametric は非グラフィックモードで同じマシン上で起動し、すべてのファイルに対して Creo ModelCHECK を実行します。
ネットワーク環境では、タスクグループが Creo Distributed Services Manager (DSM) にサブミットされます。タスクグループが完了するまで、DSM は使用可能なすべての分散サービスにプロセスを分散します。
10. Creo ModelCHECK は各モデルを処理し、タスクグループで指定されている場所にモデルを保存します。環境変数 MC_BATCH_REPORT_DIR によって指定されている場所に結果が書き込まれます。
11. Web ブラウザで、必要な Creo ModelCHECK レポートをブラウズして、開きます。レポートは、対話型モードで生成されるレポートに似ています。
Creo Distributed Batch からの Creo ModelCHECK の実行の詳細については、Creo Distributed Batch のヘルプを参照してください。