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端子と端子テーブルについて
端子は、一連のパラメータを持つケーブリングオブジェクトです。端子は、コネクタのピンに接続され、接点、クリンプ、その他の端子スタイル情報を表します。term_name パラメータを使用して、端子をピンに割り当てます。
「論理データ」(Logical Data) > 「端子」(Terminators) > 「作成」(Create) の順にクリックして端子を作成します。特定の端子に対して、「電気パラメータ」(Electrical Parameters) ダイアログボックスを使用して、任意の数のユーザー定義パラメータを作成できます。
まず端子を作成して、次にその名前を手動または端子テーブルを使用してピンに割り当てます。大規模な設計では、手動で各ピンに端子パラメータを接続する代わりに、端子テーブルを作成して、特定の端子を特定のピングループに自動的に割り当てることができます。
端子テーブルでは、特定のピンとマッチする端子の基準を定義します。「端子テーブル」(Terminator Table) ダイアログボックスでその基準を指定し、テーブルを実行します。デフォルト基準を追加または修正して、コネクタ、コネクタピン、スプール、またはスプール導線パラメータを取り込むことができます。端子テーブルでパラメータの組み合わせを指定することで、基準に合致するコネクタピンが自動的に指定した端子に割り当てられます。
端子テーブル列では、コネクタパラメータとスプールパラメータを定義します。最初の列には値 term_name が含まれます。この値は、残りの列の基準と合致する接続と関連付ける端子名です。
端子テーブルを使用して、ワイヤの直径とコネクタモデル名に基づいて端子を割り当てます。ケーブリングアセンブリを再生する場合、実行した最後の端子テーブルに従って、コネクタ端子文が更新されます。端子テーブルの設定は、特別に指定した場合以外、手動で割り当てた端子をオーバーライドすることはありません。
 
手動またはテーブルを使用して端子をコネクタに割り当てる前に、コネクタパラメータファイルでパラメータ NUM_OF_PINS が定義されていることを確認します。
構成部品のアセンブリを開始する前に作成された端子のみを使用できます。
端子の情報は論理参照からインポートすることもできます。
端子はケーブリングのフィーチャーとして作成され、モデルツリーに表示されます。