構造一覧の使用
構造一覧には、3D オブジェクトおよび要素 (ワークプレーン、パーツ、コンテナ、アセンブリなど) が全て列挙され、それらの相互関係が表示されます。構造一覧を使用すると、ビューポートの表示を制御できます。
一覧を開閉するには、F12 キーを押します。または、
1. 「ビュー」をクリックしてから「ウィンドウ」グループで 「ツールバー」をクリックします。
構造一覧では、次の操作を実行できます。
• 各項目にチェックを付けたり、チェックを外したりすることで、ビューポート内での表示と非表示を切り替えます。
• 特定の複数の項目のみを表示するには、Ctrl キー + クリックまたは Shift キー + クリック で複数の項目を選択した後、右クリックして「描画のみ」または「新規 VP にのみ描画」を選択します。この機能は、検索またはフィルタの結果をすばやく表示するために使用します。複数のビューポートを切り替えたり、並べて表示するには、「ウィンドウ」メニューを使用します。
• オブジェクトをドラッグアンドドロップして、パーツ構造内でパーツまたはアセンブリを移動します。
• オブジェクトを右クリックして、そのオブジェクトに実行できるアクションのメニューを表示します。
• 構造一覧内を右クリックして、構造一覧で実行できるアクションのメニューを表示します。
構造一覧ツールバー
構造一覧ツールバーには、次のオプションがあります。
• 詳細を表示 :詳細ビューの表示/非表示を切り替えることができます。
• 検索: 検索をアクティブにします。ドロップダウン メニューをクリックして、新しい検索を作成するか、または保管された検索を適用します。
• フィルタ : フィルタをアクティブにします。ドロップダウン メニューをクリックして、新しいフィルタを作成するか、または保管されたフィルタを適用します。
一覧の表示内容
構造一覧は、アイコンを使って Creo Elements/Direct Modeling の 3D オブジェクトと要素を論理的ツリー構造で表すグラフィック表示ツールです。一覧の個々のアイコンには、次のオブジェクトが表示されます (デフォルト名はかっこ内に記載します)。
• アセンブリ (a1 ...)
• パーツ (p1 ...)
• 集合体 (feat1 ...)
• ワークプレーン (w1 ...)
• ワークプレーンセット (s1 ...)
• コンテナ (c1 ...)
• ビューセットおよびビュー (vs1, front1, right1, top1 ...)
• リレーションセット (rset1 ...)
• 要素 (ed1, vx1, fa1 ...)
• 面パーツ
• ワイヤパーツ
• 解析条件 (study1 ...)
• 座標系 (cs1 ...)
• 構成 (config1 ...)
• 干渉検出 (ca1 ...)
大きなアセンブリにおいてスペースを節約するために、構造一覧では擬似フォルダを使用します。同じタイプのエントリが同一の親エントリの下に複数存在する場合、このフォルダに、共通パーセル、集合体ベースのエントリ、ビューセット、およびドックプレーンセットが格納されます。このフォルダは、アセンブリやパーツの階層には影響を及ぼしません。クリックすると、エントリを展開または折りたたむことができます。
デフォルトのフォルダ表示を変更するには、構造一覧で右クリックして、「設定」を選択します。
表示オブジェクトを変更するには、構造一覧で右クリックして、「表示」を選択します。