システム設定の変更
システム設定では、単位、自動保管、計測出力、および各種メッセージの設定を行うことができます。
システム設定を変更する手順
1. > > の順にクリックします。「システム設定」ダイアログボックスが開きます。「システム設定」ダイアログボックスの左側パネルにはオプションのカテゴリの一覧が表示され、右側パネルには各カテゴリのオプションの一覧が表示されます。
2. 単位: 使用する計測単位を設定します。長さの最小値は、1 ミクロン (0.000001m) です。
3. 保存: 次の項目を設定できます。
◦ 永続設定保存: Creo Elements/Direct Modeling の終了時に設定を保存します。「リセット」をクリックすると、システム始動時に設定された永続設定のデータを復元します。
◦ バックアップファイル保存: 作業内容を定期的に自動保存します。「アドバンス」をクリックすると、保存の間隔、バックアップファイルの場所、およびその他の設定を行うことができます。
◦ デフォルトファイルバージョン: ファイルの保存時に使用する Creo Elements/Direct Modeling ファイルバージョンです。この値はデフォルトの選択としてのみ使用され、ファイルの保存時には「保存」ダイアログでいつでも変更できます。
4. 計測: 出力に表示する小数点以下の桁数を設定します。
5. 名前の接尾辞: 複製または共有データに使用する名前のデフォルトの接尾辞を設定します。
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「接尾数字の最小幅」を増やすと、構造一覧でのソート順を変更できます。1、10、2、3 といったソート順ではなく、01、02、... 09、10 という適切な順番でパーツがソートされるようになります。
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6. 通知: コンテナとリレーションに関して表示するメッセージを設定します。「モデルのロード時」のオプションは以下のとおりです。
◦ なし (デフォルト): コンテナまたはリレーションセットとともにモデルをロードする際、メッセージを表示しません。
◦ 一度: モデルとともにロードされるコンテナの数にかかわらず、メッセージを一度だけ表示します。
◦ 全て: コンテナまたはリレーションセットごとに、メッセージが表示されます。
「リレーション警告」セクションには、次の設定項目があります。
◦ 修正時の警告表示: リレーションに必要な参照要素が修正されたときに、警告を表示します。
◦ 削除時の警告表示: リレーションに必要な参照要素が削除されたときに、警告を表示します。
「穴加工集合体の警告」セクションには、次のチェックボックスがあります。
成功した検証の警告表示: 穴加工集合体に対して実行される「3D 編集」操作が正常に検証されたときに警告を表示します。
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正常に検証されるたびに警告が表示されないようにするには、このチェックボックスをオフにします。
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「3D 編集」操作が以下の穴加工集合体に対して実行された場合には、警告は表示されません。
• ねじボルト (クリアランス) パラメータ
• ねじボルト (溝) パラメータ
• 外側ねじ (クリアランス) パラメータ
• 外側ねじ (溝) パラメータ
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「面セット集合体警告」セクションには、次の設定項目があります。
◦ 無効化時の警告表示: 面セット集合体に必要な参照要素が無効化されたときに、警告を表示します。
◦ 再有効化時の警告表示: 面セット集合体に必要な参照要素が再有効化されたときに、警告を表示します。
◦ 削除時の警告表示: 面セット集合体に必要な参照要素が削除されたときに、警告を表示します。
7. Model Advisor: 次の項目を設定できます。
◦ アドバイザ出力: 警告メッセージのオン/オフを切り替えます。
◦ 最小稜線: 指定された長さよりも短い稜線がないかどうかチェックします。
◦ 制御点: 指定された数よりも多い制御点がサーフェイスに含まれていないかチェックします。
◦ 空のシェル: 中空部のある閉じたボディがないかどうかチェックします。
◦ 尖った稜線: 2 つの面が尖った稜線で接している箇所がないかどうかチェックします。
◦ 非多様体: 製造できない空間的な曖昧さがないかどうかチェックします。
8. 開始: デフォルトのパーツまたはワークプレーンの作成に使用するオプションを設定します。
9. 電卓: 次の項目を設定できます。
◦ 表記: 電卓を RPN と代数の間で切り替えます。
◦ 円測定: 電卓が直径/半径のどちらで計算するかを切り替えます。
10. 特定の 1 つのカテゴリ、複数のカテゴリ、またはすべてのカテゴリの設定をサイト、企業、または出荷時のデフォルトに戻すには、「リセット」をクリックします。「システム設定リセット」ダイアログボックスが開きます。デフォルトでは、「リセット」をクリックすると、現在のカテゴリが選択されます。
11. 操作が終了したら、「閉じる」をクリックします。変更内容が適用されます。