◦ 感度: スライダを使用して、スナップ感度を調整します。感度を下げると、カーソルがより素早く線または頂点にスナップするようになります。スナップの感度はキャッチカーソルのサイズの 50% から 150% に調整できます。デフォルトで、感度は 100% です。キャッチカーソルのサイズの詳細については、 キャッチ設定を参照してください。

◦ 履歴ポイントの最大数:履歴ポイントの最大数を設定します。ビューポートで中心点、中点、頂点、交点の上にカーソルを移動して、点を履歴ポイントとしてマークします。2D スナップオプションに応じて、カーソルの点がこれらの履歴ポイントを通る同一 XY 線または垂直投影線にスナップします。

◦ 大きいシンボル: ビューポートにおける水平、鉛直、平行、垂直、正接などの特定のスナップ操作で、大きな 2D コパイロットシンボルを表示します。「大きいシンボル」はデフォルトでオンになっています。小さい 2D コパイロットシンボルを表示するには、「大きいシンボル」チェックボックスをオフにします。

◦ 常にスナップ: コパイロットは、下書き線や下書き点、投影された図形などの既存の 2D 図形をビューポートで常にスナップします。

◦ Shift キーでスナップ: コパイロットは、Shift キーを押したときにのみ下書き線や下書き点、投影された図形などの既存の 2D 図形をスナップします。

◦ スナップ先: これらのオプションは、コパイロットがスナップする図形の種類や条件を制御します。

▪ 同じ XY: カーソルを履歴ポイントから左右 (同一 Y 値) または上下 (同一 X 値) に移動した場合に表示される、水平または鉛直の破線。

▪ 垂直投影: 直線カーソルの点の、履歴の頂点を通る直線への垂直投影。水平線または鉛直線では、この垂直投影は同一 XY 線と同じです。

▪ 曲線延長: 破線と円弧を曲線の履歴終点から延長したもの。

▪ 距離要素: 無限に延長したカーソル線は、履歴ポイントにスナップできます。

▪ 垂直距離要素: 履歴ポイントにスナップするカーソル線に垂直なカーソル点で不可視になる線。

▪ 中点: 有限な直線、円、円弧の中点。

▪ 交差: 2 つ以上の 2D 図形要素の交差。カーソルを交差の上に移動した場合、交差は履歴ポイントとみなされます。

▪ 円極値: 円の最上部の点、右端または左端の点、最下部の点で円に接する不可視線。これらの線は常に水平または鉛直です。

▪ コーナー線: 2 本の直線の履歴交点を通る不可視な角度 2 分割線。          

◦ 常に投影: コパイロットは、既存の 3D オブジェクト図形をアクティブワークプレーンに常に投影します。

◦ Shift キーで投影: コパイロットは、Shift キーを押したときにのみ既存の 3D オブジェクト図形をアクティブワークプレーンに投影します。

◦ パーツ: 該当する場合、2D コパイロットが図形の投影に使用するパーツ (「アクティブパーツ」または「全パーツ」) を選択します。

◦ ワークプレーン: 「アクティブ WP」または「全ワークプレーン」のいずれかを選択します。

▪ 全ワークプレーン: ワークプレーンで、アクティブワークプレーン以外の 2D 図形要素上にカーソルを移動します。たとえば、いずれかのワークプレーンでカーソルを図形要素の上に移動して、図形をアクティブワークプレーンに青色で投影します。

◦ 図形: 2D コパイロットが投影する図形のタイプ上にカーソルを移動します。

▪ 平面内のみ: 3D 図形と同じ平面にあるアクティブワークプレーンの 3D 図形のみを投影します。

▪ 点: 点をアクティブワークプレーンに投影します。

▪ 直線: 直線をアクティブワークプレーンに投影します。

▪ 円: 円とその中心をアクティブワークプレーンに投影します。

▪ B-スプライン: B-スプライン、楕円、または 2 つのサーフェイスの交差 (サーフェイス-サーフェイス交差曲線) をアクティブなワークプレーン上に投影します。

▪ 交差: 2D コパイロットで、3D 図形とアクティブワークプレーン (または 2D 点コパイロットで作業している場合、現在の平面) の交差を投影します。

▪ クリップ線: クリップ面とパーツ面の交差による線、楕円、またはスプラインをワークプレーンに投影します。デフォルトで、クリップ線はオンになっています。

◦ 要素に接続: すべてのビューポートピクセルを考慮してドラッグ距離を測定します。なめらかモードでは、精密なドラッグはできません。

◦ 連続: 1.0、2.0、3.0 などの個別の値にスナップします。これらの値の間隔は、現在のスナップグリッド分解能とスライダの値により異なります。スナップグリッド分解能を変更するには、Page Up または Page Down キーを押します。デフォルト値に戻すには Home キーを押します。

◦ カーソルテキスト表示: テキストによるフィードバックを表示または非表示にします。

◦ デカルト座標: ビューポート内で直線または円弧を描画する際に、u 座標と v 座標 (デカルト) を表示します。

◦ 極座標: ビューポート内で直線または円弧を描画する際に、極座標を表示します。たとえば、円弧を描画する際には円弧の半径と角度が表示されます。

◦ カーソルテキスト: コパイロットの場合に、カーソルの近くにテキストフィードバックを表示します。

◦ 属性: これらのオプションは、コパイロットに関するテキスト表示を制御します。テキストをカーソルに付加するか、カーソル以外の 4 つの位置のいずれかに配置するかを選択します。

▪ 長い接頭部使用: 「半径」、「長さ」、または「角度」などの長い接頭部を表示します。R、L、Aのような短い接頭部を表示するには、「長い接頭部使用」チェックボックスをオフにします。

▪ 全スナップで非表示: カーソルがビューポート内の点、線、その他の図形にスナップする (全スナップ) 場合、ビューポートで接頭部や値などのテキストを非表示にします。このオプションにより、カーソルが 2D 図形要素にスナップする際に、長さ、角度、半径、または座標の接頭部の値がばらばらに表示されることが避けられます。

◦ 自動プロファイル終了: 線/円弧コマンドでの描画中にプロファイルを閉じると、コパイロットは自動で描画モードを終了します。

◦ 自動拡大: 2D コパイロットセクションからコマンドを開始し、既存のパーツ上で面を選択すると、自動的にモデルのズームと回転が行われます。このオプションを選択しているかどうかに関わらず、ワークプレーンも作成されます。

◦ 自動接線: 2D コパイロットの「直線/円弧」コマンドまたは無限下書き線の「2 点」コマンドを使用して直線を作成する際に、作成した線は自動的に選択した円形要素またはスプライン要素の接線になります。デフォルトでは、このオプションはオフになっています。一時的にこのオプションのオンオフを切り替えるには、スペースキーを押し、オプションミニツールバー (OMT) で「接線」をクリックするか右クリックのコンテキストメニューで「接線」を選択します。

◦ 自動接円: 3 点: 3 点円で円を描画する際に、作成した円がワークプレーンで接線参照として選択された既存の要素に自動的に接します。デフォルトでは、このオプションはオンになっています。一時的にこのオプションのオンオフを切り替えるには、スペースキーを押し、オプションミニツールバー (OMT) で「接線」をクリックするか右クリックのコンテキストメニューで「接線」を選択します。

◦ 直径モード: 円を作成する際に半径モードと直径モードを切り替えます。デフォルトで、「直径モード」はオフになっています。