選択ツールの使用
複数の要素を指定または選択する操作を開始する場合、Creo Elements/Direct Modeling でオブジェクトを選択するプロンプトが表示されます。ここで Shift キーを押しながら複数の項目を選択します。
選択が複雑な場合は、「ホーム」をクリックしてから「ユーティリティ」グループで 「選択」をクリックして、選択ツールをアクティブ化します。「選択」 ダイアログボックスが開きます。
| また、F2 キーを押すか、スペースキーを押して選択ミニツールバー (SMT) で をクリックし、「選択」ツールを起動することもできます。 |
選択ツールには、その操作で有効なオプションだけが表示されます。また、選択ツールにはモード設定 (2D 要素、ラベル、3D 要素、3D オブジェクト、または集合体の選択) に応じて異なるオプションが表示されます。モードの選択は、ユーザが選択した操作に応じて Creo Elements/Direct Modeling が自動的に行います。
選択ツールは次の 5 つの部分に大別されます。
• モード設定 - アクティブなモードが、2D 図形、ラベル、3D 図形、3D オブジェクト (パーツやワークプレーンなど)、または集合体のどれであるかを示します。モードは、選択された操作に合わせて自動的に選択されます。
• リスト - 要素の選択リストの作成手段を提供します。
• 要素 - 選択可能である有効な要素のタイプを表示します。
• 範囲 - コンテキストに応じて、アクティブ パーツまたはワークプレーン、すべてのパーツまたはワークプレーン、特定のパーツまたはワークプレーンを選択できます。
• ボックス選択 - 次に示す、2D 要素、3D 要素、および 3D オブジェクトのボックス選択方法のいずれかを選択できます。
◦ 全体: パーツの要素を囲む枠を描画してその要素を選択するか、パーツ全体を囲む枠を描画してそのパーツを選択します。これがデフォルトです。独立した 2D 要素を囲む枠を描画して、その要素を選択することもできます。
◦ 部分: パーツのうち 1 つ以上の要素を囲む枠を描画した場合でも、パーツ全体が選択されます。たとえば、立方体の頂点を囲む枠を描画した場合は、立方体全体が選択されます。要素は、部分的にのみ囲まれている場合でも選択されます。閉じた領域を囲む枠を描画した場合は、境界の 2D 稜線が完全に選択されていなくても、次のイメージに示すように閉じた領域が選択されます。
• 方法 - 使用可能である有効な選択方法を表示します。
次に、同一種類の要素グループを選択するための汎用的な方法を示します。
1. 選択したい要素を指定します (たとえば、下書き線)。
2. 選択の範囲を指定します (たとえば、アクティブ ワークプレーン)。
3. 選択方法を指定します (たとえば、すべて)。